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FX10 スーパーコンピュータシステム「大規模 HPC チャレンジ」

 東京大学情報基盤センターでは、2012 年 7 月より、FX10 スーパーコンピュータシステムで「大規模 HPC チャレンジ」を実施しています。「大規模 HPC チャレンジ」は、FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX)がもつ最大計算ノード数である、4,800 ノード(76,800 コア)を、最大 24 時間・1 研究グループで計算資源の専有利用ができる公募型プロジェクトです。


提供資源

FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX)
  • 4,800 ノード(76,800 コア)を、最大 24 時間専有利用できます。

利用案内

  • 1 ヶ月に 1 回、原則として月末処理前の木曜日 9:00 ~ 金曜日の 9:00 までの 24 時間、4,800 ノードを専有利用することが可能です。
  • 課題は公募制とし、現ユーザーに限定せず、広く課題を募集します。個人、およびグループによる応募が可能ですが、各月に 1 グループの採用を原則とします。
  • 本制度により得られた成果については公開していただきます。成果公開には「FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX)」の利用、「大規模 HPC チャレンジ」制度によって実施した旨を明記していただきます。また、「スーパーコンピューティングニュース」への成果報告記事の執筆、査読付国際会議への投稿 (速報) などを行っていただきます。
  • センターの主催、共催するセミナー、ワークショップ等でご発表いただく場合があります。
  • 自作プログラム、オープンソースプログラムを利用した課題に限定させていただきます。
  • 利用料金は無料です。

公募日程

 「大規模 HPC チャレンジ」の課題募集を以下の日程で予定しております。

  • メンテナンス等の都合により募集スケジュールが変更となることがあります。
  • 年複数回を申し込むことも可能ですが、申込状況によりご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。また、一回の申し込みで利用可能なのは一回のみです。

2017 年度実施日程 (予定)

実施時期 募集締切 審査 採択通知
2017年04月27日 (木) 9:00 ~ 28日 (金) 9:00
2017年05月25日 (木) 9:00 ~ 26日 (金) 9:00
2017年06月29日 (木) 9:00 ~ 30日 (金) 9:00
2017年07月27日 (木) 9:00 ~ 28日 (金) 9:00
2017年
2月20日(月)
10:00
【受付終了】
2017年3月上旬 2017年3月中旬
【再募集】
2017年06月29日 (木) 9:00 ~ 30日 (金) 9:00
2017年07月27日 (木) 9:00 ~ 28日 (金) 9:00
2017年
5月22日(月)
10:00
【受付終了】
2017年5月下旬 2017年6月上旬
2017年08月24日 (木) 9:00 ~ 25日 (金) 9:00
2017年09月28日 (木) 9:00 ~ 29日 (金) 9:00
2017年10月26日 (木) 9:00 ~ 27日 (金) 9:00
2017年11月21日 (火) 9:00 ~ 22日 (水) 9:00
2017年
6月26日(月)
10:00
【受付終了】
2017年7月上旬 2017年7月中旬
【再募集】
2017年10月26日 (木) 9:00 ~ 27日 (金) 9:00
2017年11月21日 (火) 9:00 ~ 22日 (水) 9:00
2017年
9月11日(月)
10:00
【受付終了】
2017年9月中旬 2017年9月下旬
2017年12月21日 (木) 9:00 ~ 22日 (金) 9:00
2018年01月25日 (木) 9:00 ~ 26日 (金) 9:00
2018年02月22日 (木) 9:00 ~ 23日 (金) 9:00
2017年
10月30日(月)
10:00
【受付終了】
2017年11月上旬 2017年11月中旬

研究対象

 「大規模 HPC チャレンジ」では、「最大4,800ノード (76,800 コア)」を使用する大規模計算を実施する研究に限定します。申込者及び研究グループのメンバーは、国内外の並列計算機を利用した大規模計算の実績があることを前提とし、以下のような「High-Performance Computing」に関連した幅広い分野の研究を対象としています。
 ただし、ソフトウェアベンダ開発ソフトウェアを利用するなどの利用ではなく、自作プログラム、オープンソースプログラムを利用した課題に限定いたします。

  • 大規模シミュレーション
  • 大規模データ処理
  • 大規模ベンチマーク、演算・通信システム性能評価
  • その他、大規模計算に関係するソフトウェア実行

利用資格

 利用資格は、申込書類を基に、情報基盤センタースーパーコンピューティング研究部門の教職員および外部委員より構成される審査委員会において審査します。センターのユーザーである必要はありません。
 なお、申込者は「国内の大学、公共機関に所属する研究者、および民間企業に所属する者」とします。また、研究グループのメンバー又は申込者が企業の方の場合は、以下の書類のいずれかを提出していただく必要があります。

  • 「共同研究契約書の写し」
    (申込者の所属機関と共同研究契約を結んでいる研究組織に所属する者)
  • 「適切に監督を行うことを記した誓約書及び請負契約書の写し」
    (申込者の所属機関と請負契約を結んでいる企業の従業員)
  • 「利用規程にある利用目的を遵守することを記した誓約書」
    (民間企業に所属している者)

審査方法、採択基準

 応募課題は、以下の基準により、情報基盤センタースーパーコンピューティング研究部門の教職員および外部委員より構成される審査委員会により採択課題を選考し、できるだけ速やかに公表を行う予定です。

  • 自作コード、またはオープンソースプログラムによる研究であること。
  • 当該コードについて、1,000 コア以上の利用実績があること。または、センターで実施してきた、「512 ノードサービス」「512 ノード利用大規模 HPC 研究」での利用実績があること。
  • 計算結果が科学的に有用、あるいは社会的なインパクトがあると考えられること。
  • 本センターの運用、ユーザーにとって有用な情報を提供すること。
  • 4,800 ノードの利用を目標としていること。
  • 計画に実現性があり、短時間で効果を示すことが可能であること (一回の利用期間は 24 時間)。

利用申込

 募集要項、スーパーコンピューターシステム利用規程等をよくお読みの上、利用申込書に必要事項をご記入ください。ご記入頂いた利用申込書は以下の申込書提出先まで、電子メールに添付してお送りください。


 申込書類に必要な項目
  1. 申込年月日
  2. 利用希望時期
  3. 申込者情報(氏名、所属、職名、連絡先住所、E-mail、電話)
  4. 研究課題名(和文、英文)、概要
  5. 研究課題の内容、目標
  6. 申込者、研究グループメンバーの当該分野における研究業績のうち、大規模計算機利用の実績として代表的な論文1編の別刷り(メール添付または郵送)
    ※別刷りを郵送される場合は、「 大規模 HPC チャレンジ 別刷 」と朱記し、申込書の1ページ目を印刷して同封してください。以下の申込書提出までご郵送ください。
  7. プログラム情報、利用スケジュール等
  8. 要望事項、特記事項
  9. 研究グループメンバーの情報(氏名、所属、職名、研究課題における役割)
募集要項 第3回 申込書 実績報告書
PDF PDF・Word PDF・Word

申込書提出先・問い合わせ先

 利用申込等ご不明な点は、受付(受付のメールアドレス)まで電子メールでお問い合わせください。
 電話でのお問い合わせはご遠慮ください。

申込書提出先

E-mail:公募のメールアドレス

〒113-8658
 東京都文京区弥生2-11-16
 東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム

問い合わせ先

東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail:受付のメールアドレス

※ 書類のご提出はPDF形式にてお願いいたします。

大規模 HPC チャレンジ FAQ

論文等で研究成果を報告する場合の英文表記について

本制度を用いて英語論文等を出版される場合は、以下の例文の記載をお願いします。

本制度の英語名

"Large-scale HPC Challenge" Project,Information Technology Center,The University of Tokyo.

謝辞の英文例

Computational resource of Fujitsu FX10 was awarded by "Large-scale HPC Challenge" Project,Information Technology Center,The University of Tokyo.

採択課題

2017年度 採択課題( 第1回第2回第3回new

2016年度 採択課題( 第1回第2回第3回

2015年度 採択課題( 第1回第2回第3回

2014年度 採択課題( 第1回第2回第3回

2013年度 採択課題( 第1回第2回第3回

2012年度 採択課題( 第1回 (試験運転期間)第2回第3回

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