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第55回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「ALPS入門」

開催趣旨

 ALPS (Algorithms and Libraries for Physics Simulations)プロジェクトは、量子スピン系、格子ボゾン系、強相関フェルミオン系など強相関量子格子模型のシミュレーションためのオープンソースソフトウェアの開発をすすめている国際共同プロジェクトです。本プロジェクトではXMLやHDF5に基づく共通入出力ファイル形式の提案、ソフトウェア開発の基盤となるライブラリ、解析や可視化のためのツール、シミュレーションプログラムなどの開発などを行っています。ALPSでは、古典/量子モンテカルロ法、厳密対角化、DMRG、動的平均場近似のためのQMCソルバなど、基本的かつ重要なアルゴリズムに基づくシミュレーションプログラムが用意されており、計算物理の専門家でなくとも手軽にシミュレーションを始めることがでできます。また、ALPSでは並列シミュレーションのための多重並列スケジューラも整備されており、ユーザプログラムと組み合わせて使うことで、ノートPCからスーパーコンピューター「京」のような超並列環境までシームレスに並列シミュレーションを実行することが可能となっています。
 今回の講習会では、量子スピン/格子ボゾン系の厳密対角化/量子モンテカルロ法によるシミュレーションに興味をお持ちの方を対象として、ALPSの概要と基本的な使い方についての講義、センターのスーパーコンピューターを利用したALPSアプリケーションの実行、結果の可視化に関する実習を行います。また、参加者がシミュレーションしたいと考えている模型に関しての個別コンサルティングも行う予定です。実験の方・大学院生の参加も歓迎します。

対象者

センターのスーパーコンピューターのアカウントを既に所有している利用者、センターのスーパーコンピューターの利用資格を有し、今後の利用を検討している方(大学教員、学生、研究機関研究員など)の他、スーパーコンピューターでALPS利用の学習を目的とした企業に所属する研究者、技術者の方も受講可能です。
 

受講資格

  • 国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者。
    なお、講習会当日受付に「FX10 スーパーコンピュータシステム利用同意書」をご提出ください。企業に所属する研究者・技術者の方は「アカウント使用申込書」も併せてご提出ください。未提出の場合はスーパーコンピューターを使用しない講義形式での受講となります。
  • 外国人及び海在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。
    「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」
  • C++言語およびUNIXの基礎知識を有していることが望ましい。ただし、本事項は受講の制限とはなりません。
  • 基本的な量子力学に関する基礎知識を有していることが望ましい。
  • 並列プログラミングの知識・経験は必要ありません。
  • Linuxでのコマンドライン操作の経験があることが望ましい。最低限emacsまたはvi等のエディタによりファイルの編集ができる必要があります。

参加申込

講習会申込フォーム
※必ず事前登録をお願いいたします

講習会参加申込の受付は終了いたしました。

FX10 スーパーコンピュータシステム利用同意書(講習会参加者全員提出)
※当日受付に提出

FX10 スーパーコンピュータシステム利用同意書
[PDF版] [記入例]

アカウント使用申込書(企業に所属する研究者・技術者の方のみ提出)
※当日受付に提出か下記提出先へ事前郵送

アカウント使用申込書
[PDF版] [Word版] [記入例]

アカウント使用申込書提出先
〒113-8658 東京都文京区弥生2-11-16
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム

講習会概要

  • プログラム演習のため、受講生が自分のノートパソコン(無線LANの機能があるもの)をセンターの演習室に持ち込んでください。ノートパソコンが持ち込めない方は、講義形式の受講となります。
  • ノートパソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、ノートパソコンを利用しない講義形式の受講となります。
  • ノートパソコンのOSは、Windows、Macどちらでも構いませんが、SSHを用いてセンターのスーパーコンピューターへ接続ができることが必要です。本講習会ではまず、Windowsに限定したSSH環境のインストールと設定作業を、受講生に行ってもらいます。
  • 演習のため、無線LAN接続を想定しています。有線LAN接続は想定していません。特に、演習室でのLinuxを用いた無線利用は経験的に困難です。Linuxの利用は、できるだけ避けてください。
  • 演習の実施に当たり、受講生にセンターのスーパーコンピューターを1週間利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
  • 対象のスーパーコンピューターは、FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX)(Fujitsu PRIMEHPC FX10)です。12 ノード (192 コア) の利用となります。
  • 定員(上限約20名)になり次第、申込みを終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。

開催日時

2016年5月18日(水)10:00 - 17:00

場所

東京大学情報基盤センター 4階 413遠隔会議室(地図

講習会プログラム

5月18日(水)

 09:30 - 10:00 受付
 10:00 - 11:00 ノートパソコンの設定、ログインテスト(演習)
 11:00 - 12:00 ALPS概要
 13:00 - 14:00 ALPSの実行(演習)
 14:30 - 15:30 Python, pyalps, matplotlib入門
 15:30 - 17:00 ALPSアプリケーションを用いた実習(演習)

講習会資料

「準備中」


問い合わせ先

〒113-8658 東京都文京区弥生2-11-16
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
kenkyu_shien[あっとまーく]itc.u-tokyo.ac.jp
("[あっとまーく]" を"@"(半角)に変換後、ご送信ください)