HOME > 利用者支援 > 講習会 > 第59回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会

第59回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「OpenMP/OpenACCによるマルチコア・メニィコア並列プログラミング入門」

 共催:東京大学情報基盤センター,筑波大学計算科学研究センター,最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC),PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会)

開催趣旨

 近年マイクロプロセッサのマルチコア・メニィコア化が進み、様々なプログラミングモデルが提案されています。OpenMPは指示行(ディレクティヴ)を 挿入するだけで手軽に「並列化」ができるため、広く使用されており、様々な解説書も出版されています。メモリへの書き込みと参照が同時に起こるような 「データ依存性(data dependency)」が生じる場合に並列化を実施するには、適切なデータの並べ替えを施す必要がありますが、このような対策はOpenMP向けの解説 書でも詳しく取り上げられることは余りありません。
 本講習会では、「有限体積法から導かれる疎行列を対象としたICCG法」を題材として、科学技術計算のためのマルチコアプログラミングにおいて重要なデータ配置、reorderingなどのアルゴリズムについての講習を実施し、理解を深めるため、FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX)(Fujitsu PRIMEHPC FX10)を利用した実習を行います。
 OpenACCはGPUなどのアクセラレータのためのプログラミング環境として広く利用されています。OpenACCではOpenMPと同様に指示行挿 入によって容易にプログラミングが可能です。本講習会では、OpenACCとOpenMPの違いなど、OpenACCについての基礎的な講習を行い、また 同じ題材をOpenACCによって並列化した事例を紹介します。更に,筑波大学計算科学研究センターに設置されているHA-PACSベースクラスタシステムを利用した実習を行います。
 本講習会の受講にあたって,並列プログラミングの知識・経験は必要ありませんが,OpenACC関連部分についてはGPUに関する基礎的な事項を理解しているとより効率的に学習することができます。GPUプログラミング全般の基礎について勉強したい方は,別途実施している「GPUプログラミング入門」を予め受講することをお勧めします。

対象者

 センターのスーパーコンピューターのアカウントを既に所有している利用者、センターのスーパーコンピューターの利用資格を有し、今後の利用を検討している方(大学教員、学生、研究機関研究員など)の他、基礎的な並列プログラミングの学習を目的とした企業に所属する研究者、技術者の方も受講可能です。
 なお、企業利用者向け有償トライアルユース(パーソナルコース相当)では、本講習会の受講が義務づけられています。

受講資格

  • 国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者。
    なお、講習会当日受付に「FX10 スーパーコンピュータシステム利用同意書」・「HA-PACSシステム利用同意書」をご提出ください。企業に所属する研究者・技術者の方は「アカウント使用申込書」・「HA-PACSアカウント使用申込書」も併せてご提出ください。未提出の場合はスーパーコンピューターを使用しない講義形式での受講となります。
  • 外国人及び海在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。
    「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」
  • FORTRAN(またはC言語)およびUNIXの基礎知識を有していることが望ましい。ただし、本事項は受講の制限とはなりません。
  • 基本的な数値解析手法(LU分解等)に関する基礎知識を有していることが望ましい。
  • 並列プログラミングの知識・経験は必要ありませんが,OpenACC関連部分についてはGPUに関する基礎的な事項を理解しているとより効率的に学習することができます。GPUプログラミング全般の基礎について勉強したい方は,別途実施している「GPUプログラミング入門」を予め受講することをお勧めします。
  • Linuxでのコマンドライン操作の経験があることが望ましい。最低限emacsまたはvi等のエディタによりファイルの編集ができる必要があります。

参加申込

講習会申込フォーム
※6月6日(月)正午に受付を終了しますので、それまでに必ず事前登録をお願いいたします。

講習会参加申込の受付は終了いたしました。

FX10 スーパーコンピュータシステム利用同意書(講習会参加者全員提出)
※当日受付に提出

FX10 スーパーコンピュータシステム利用同意書
[PDF版] [記入例]

アカウント使用申込書(企業に所属する研究者・技術者の方のみ提出)
※当日受付に提出か下記提出先へ事前郵送

アカウント使用申込書
[PDF版] [Word版] [記入例]

HA-PACSシステム利用同意書(講習会参加者全員提出)
※当日受付に提出

HA-PACSシステム利用同意書
[PDF版] [記入例]

HA-PACSアカウント使用申込書(企業に所属する研究者・技術者の方のみ提出)
※下記提出先へ事前 郵送か当日受付に提出

HA-PACSアカウント使用申込書
[PDF版] [Word版] [記入例]

アカウント使用申込書・HA-PACSアカウント使用申込書提出先
〒113-8658 東京都文京区弥生2-11-16
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム

講習会概要

  • プログラム演習のため、受講生が自分のノートパソコン(無線LANの機能があるもの)をセンターの演習室に持ち込んでください。ノートパソコンが持ち込めない方は、講義形式の受講となります。
  • ノートパソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、ノートパソコンを利用しない講義形式の受講となります。
  • WindowsXP以前のバージョン、およびWindows8(8.1は可)を使用しているWindowsノートパソコン、Mountain Lion(Mac OS X 10.8)以前のバージョンを使用しているMacintoshノートパソコンは講習会では使用できません。
  • ノートパソコンのOSは、Windows、Macどちらでも構いませんが、SSHを用いてセンターのスーパーコンピューターへ接続ができることが必要です。
  • 演習のため、無線LAN接続を想定しています。有線LAN接続は想定していません。特に、演習室でのLinuxを用いた無線利用は経験的に困難です。Linuxの利用は、できるだけ避けてください。
  • 演習の実施に当たり、受講生にセンターのスーパーコンピューターを1週間利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
  • 対象スーパーコンピューターは、FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX)(Fujitsu PRIMEHPC FX10)HA-PACSベースクラスタシステムです。
  • 定員(上限約30名)になり次第、申込みを終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。

開催日時

2016年6月14日(火)09:30 - 18:00
2016年6月15日(水)09:30 - 17:30

場所

東京大学情報基盤センター 4階 413遠隔会議室(地図

講習会プログラム

6月14日(火)

 09:00 - 09:30 受付
 09:30 - 11:30 有限体積法
 11:30 - 12:00 Oakleaf-FXログイン
 13:00 - 14:15 OpenMP入門
 14:30 - 16:00 オーダリング
 16:15 - 18:00 OpenMP並列化

6月15日(水)

 09:30 - 10:30 HA-PACSログイン
 10:30 - 12:00 OpenACC入門(1/2)
 13:00 - 15:00 OpenACC入門(2/2)
 15:15 - 17:30 OpenACCによる並列化

講習会資料

「講習会資料」はこちらをご覧ください。
※ 講習会資料は、お持ちになるパソコン内にダウンロードするか、各自で印刷して当日お持ちください。

問い合わせ先

東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail:受付のメールアドレス