Oakforest-PACSのような省電力メニーコアプロセッサに基づくシステムで大規模シミュレーションを行う上で、メ
ニーコア向けの最適化技術や演算加速によって顕在化する通信処理やI/O処理を削減する技術が必要となる。講演で
は、上記課題の解決に向けてOakforest-PACS上で開発を進めてきた、メニーコア最適化技術、通信隠蔽技術、省通信
アルゴリズム、In-Situ可視化システムに関して、5次元プラズマ流体コードや3次元多相熱流体コードの事例を紹介
する。