Intel MPI 2019より利用可能となった、MPI非同期通信の新しい機能について説明します。 Asynchronous Progressスレッドを使用し、MPI通信を計算スレッドとは異なるスレッドや コアに割り付けることにより通信の非同期化が容易となった。 有限要素法プログラムであるGeoFEMを使ったプログラムの実装方法、実行方法、パラメータの チューニング方法についてOFP上での例を用いて説明します。 またOFPの4,096ノードを用いた大規模実行時の結果についても紹介します。