OFP上でマルチグリッド前処理付き並列CGソルバーを実行する際のファイルを介した並列メッシュ生成プロセスの 性能改善について検討した。 マルチグリッド法のメッシュ生成プロセスにおいて、並列メッシュ生成プログラムにより作成したメッシュデータ ファイルをソルバーが読み込んで動作するが、計算時間に比べてファイル入出力時間がボトルネックになっていた。 そこでファイル入出力を MPI-IO に置き換え、バッファリングを適切に行うことで、大幅な性能向上を得た。 またIMEによる性能改善も試みた。 本講演では、これらの事例について、プログラム・シェルスクリプトの変更も含めて詳細に説明する。