「筑波大学におけるビッグメモリスーパーコンピュータの導入」
朴泰祐（筑波大学計算科学研究センター/JCAHPC）

Oakforest-PACSの運用と平行して，筑波大学では独自の多重複合型演算加速スーパーコンピュータCygnusの開発と運用を行なってきた。現在，次世代のスーパーコンピュータ・アーキテクチャとして，不揮発性メモリ（PMEM）を利用した新スーパーコンピュータCygnus-BD（仮称）の導入を進めている。同マシンではPMEM技術を大容量主記憶と超高性能分散ストレージの両方に利用する計画である。本講演では，同システムを用いた今後の筑波大学のHPC/AI戦略について概要を説明する。