「Oakforest-PACS IIに向けて」 塙敏博(東京大学情報基盤センター/JCAHPC) 筑波大学計算科学研究センターと東京大学情報基盤センターによって,2013年3月に「最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)」が発足して以来,10年目を数える。JCAHPCにおける第一世代のシステム Oakforest-PACSは,2016年12月に国内最高性能を持つシステムとして導入され,5年半にわたって日本の計算科学を支えてきた。我々は今後も引き続きJCAHPCの活動を継続し,共同して1つの大規模システムを設計・運用していく。本講演では,2024年4月稼働を予定している次期システム Oakforest-PACS IIの構想と,その導入に向けた活動について紹介する。