東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

第130回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「OpenFOAM中・上級講習会(自動車空力解析とベイズ最適化) in 名古屋」

共催:東京大学情報基盤センター、PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会・HPCオープンソースソフトウェア普及部会)、名古屋大学情報基盤センター、オープンCAE学会

講習会実施中止のお知らせ
新型コロナウイルス感染症対策のため、東京大学本部指針に基づき、実施を中止させていただきますことをお知らせしますとともに、お詫び申し上げます。大変ご迷惑をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。(2020.2.25)

開催趣旨

  • 情報基盤センター(以降、センター)に設置されたスーパーコンピューター(以降、スパコン)の利用促進とスパコンを用いた数値流体解析(以降、CFD)の普及を目的として、OpenFOAM中・上級講習会を実施します。
  • センターのスパコンOakbridge-CXによる実習もあります。
  • 受講料は無料です。
  • 本講習会は、オープンソースのCFDツールキットであるOpenFOAMを用いた基礎的なCFD並列解析の講習会です。
  • スパコンの概要や利用法概説に始まり、OpenFOAMの概要説明をした後、格子生成、CFD解析、格子や解析結果のデータ転送、可視化、並列計算などの演習を行います。
  • 本センターのスパコンでOpenFOAMを用いたCFD解析にご興味ある方で、どのようにすべきか知りたい方は是非受講をお勧めいたします。
  • 本講習会は,CFD解析やプログラミング、並列計算に関する知識・経験は必要ではありません。
  • 本講習会では,OpenFOAMを用いた並列計算の概要説明と演習を行いますが,並列プログラミングについては扱わないので,予めご了承ください。
  • 本講習会は、センターのスパコンにおけるOpenFOAMの利用促進が主目的であるため、スパコンでのバッチジョブによるOpenFOAMの実行方法を重点的に説明致します。

対象者

  • センターのスパコンのアカウントを既に所有している利用者、センターのスパコンの利用資格を有し、今後の利用を検討している方(大学教員、学生、研究機関研究員など)の他、基礎的な並列プログラミングの学習を目的とした企業に所属する研究者、技術者の方も受講可能です。
  • なお、企業利用者向け有償トライアルユース(パーソナルコース相当)では、本講習会の受講が義務づけられています。

受講資格

  • 国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者。
    なお、講習会当日受付に「スーパーコンピュータシステム利用同意書」をご提出ください。未提出の場合はスパコンを使用しない講義形式での受講となります。
  • 外国人及び海外在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。
    「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」
  • Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。
    また、センターのスパコンにインストールされているエディタ(Emacs, vim, nano, geditなど)のいずれかを用いて,ファイルの編集を行う必要があります。

    上記のいずれかのエディタの操作にも慣れていない場合には,いずれかのエディタの予習を各自で行なっておいてください。
  • これまで一度もOpenFOAM関連のお試しアカウント付き並列プログラミング講習会を受講されていない方は,東京大学情報基盤センターお試しアカウント付き並列プログラミング講習会「OpenFOAM講習会」における同程度なレベルの演習資料に目を通しておいてください。
  • CFD解析やプログラミング、並列プログラミングの知識・経験は必要ありません。

参加申込

講習会申込フォーム

※必ず事前登録をお願いいたします (2020年3月16日(月) 24:00 まで受け付けます)

 新型コロナウイルス感染症対策のため、東京大学本部指針に基づき、講習会の実施を中止いたしました。
 ご迷惑おかけしますことお詫びいたします。


スーパーコンピュータシステム利用同意書(講習会参加者全員提出)

※当日受付に提出

スーパーコンピュータシステム利用同意書
[PDF版] [記入例]

講習会概要

  • プログラム演習のため、受講生が自分のノートパソコン(無線LANの機能があるもの)をセンターの演習室に持ち込んでください。ノートパソコンが持ち込めない方は、講義形式の受講となります。
  • ノートパソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、ノートパソコンを利用しない講義形式の受講となります。
  • Windows8以前のバージョン(8.1は可)を使用しているWindowsノートパソコン、Sierra (macOS 10.12)以前のバージョンを使用しているMacintoshノートパソコンは講習会では使用できません。
  • ノートパソコンのOSは、Windows、Macどちらでも構いませんが、SSHを用いてセンターのスパコンへ接続ができることが必要です。
  • 演習のため、無線LAN接続を想定しています。有線LAN接続は想定していません。特に、演習室でのLinuxを用いた無線利用は経験的に困難です。Linuxの利用は、できるだけ避けてください。
  • 演習の実施に当たり、受講生にセンターのスパコンを1月間利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
  • 対象のスパコンおよび利用ノード数は次のとおりです。
  • 定員(上限約20名)になり次第、申込みを終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。

開催日時

2020年3月23日(月)10:00 - 17:30

場所

名古屋大学情報基盤センター 2階講習会室(地図

講習会プログラム

3月23日(月)

09:30 - 10:00 受付
10:00 - 10:40 Oakbridge-CXへのログイン
10:40 - 11:30 Oakbridge-CX・OpenFOAM概要
12:30 - 14:00 自動車空力解析演習I
  • 解析対象概要
  • 格子生成
  • 格子可視化
  • 空力係数算出
  • 自動車空力解析
14:15 - 15:45 自動車空力解析演習II
  • 解析結果可視化
  • ベイズ最適化
  • 解析条件最適化
16:00 - 17:30 自動車空力解析演習III
  • 自動車形状最適化
  • 質疑応答

講習会資料

講習会資料はこちらをご覧ください。

問い合わせ先

東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail:受付のメールアドレス