第197回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「第6回 GPUミニキャンプ」
共催:東京大学情報基盤センター、エヌビディア合同会社、PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会)
後援:プロメテック・ソフトウェア株式会社
新型コロナウイルス感染症対策のため、東京大学本部指針に基づき、今後講習会実施を中止させていただく可能性がございます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。(2020.4.7)
開催趣旨
本ミニキャンプでは、既存のCPUシミュレーションコードをGPU化する方や、既存の単体GPUコードを複数GPUコードにする方などを対象に、情報基盤センター(以降、センター)に設置されたスーパーコンピュータ Wisteria/BDEC-01 を活用した実践を行います。2024年4月に運用開始予定のGPUを搭載したOFP-IIへの移植に向けたGPUミニキャンプ第一弾です。参加費は無料です。
GPUミニキャンプでは、参加者がコードやデータセットを持ち込み、GPUに関連した課題に対して、メンターからの助言を受けながら、その課題解決に取り組みます。情報基盤センター教員に加えて、GPUのスペシャリストがメンターとして参加し、各自のペースでコードのGPU化やGPU利用率向上の作業を進めるにあたり随時相談することができます。
本ミニキャンプでは、特に、既存のCPUシミュレーションコードをOpenACC(指示文)、GPU向けライブラリ、CUDA(GPU専用言語)でGPU化したり、既存の単体GPUコードをMPIで複数GPUコードにすることなどに取り組みます。
本イベントは、新型コロナウィルス感染症の拡大を受け、オンラインでの開催となります。各自のSlackとZoomを立ち上げて、 Wisteria/BDEC-01 に接続して作業ができる環境から参加していただきます。
開催日時・講習会プログラム
2022年12月12日(月)10:00 - 17:00
10:00 - 10:30 | Wisteria/BDEC-01使い方講座 |
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10:30 - 11:00 | 自己紹介と目標設定など |
11:00 - 16:50 | 実践(適宜自由に休憩) |
16:50 - 17:00 | 事務連絡・終了 |
2022年12月13日(火) - 18日(日)
各チームで実践(メンターによるQ&A対応はベストエフォート)
2022年12月19日(月)10:00 - 17:00
10:00 - 10:30 | 事務連絡・情報交換 |
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10:30 - 16:00 | 実践(適宜自由に休憩) |
16:00 - 16:50 | 実施内容の紹介 |
16:50 - 17:00 | 事務連絡・終了 |
メンター(予定)
丹 愛彦:エヌビディア合同会社 HPCソリューションアーキテクト
佐々木 邦暢:エヌビディア合同会社 シニアソリューションアーキテクト
廣川祐太:株式会社Preferred Networks エンジニア
星屋隆之:プロメテック・ソフトウェア株式会社 SVP 兼 技術グループ長
南 将平:プロメテック・ソフトウェア株式会社 HPCシステムエンジニア
大友広幸:東京工業大学 横田理央研究室 博士課程3年
額田 彰:筑波大学 計算科学研究センター 教授
小林諒平:筑波大学 計算科学研究センター 助教
大島聡史:九州大学 情報基盤研究開発センター 准教授
星野哲也:東京大学 情報基盤センター 助教
三木洋平:東京大学 情報基盤センター 助教
講習会資料
- オンライン講習会の手引き ※ 上記資料に記載の環境設定をあらかじめ実施してください。
参加申込フォーム
必要項目を申込フォームに入力してお申し込みください。応募多数の場合は、参加チーム数を10 チーム程度までに制限させていただくことがあります。また、締め切りを早める可能性もあります。
申 込 締 切:11月28日(月) 11月30日(水)
参加チーム発表:11月29日(火)以降 12月1日(木)以降
※ 選定結果につきましては、メールで通知させていただきます。
複数名での参加を希望される場合は、1チーム最大5名を目安としてお申し込みください。
受講資格・受講条件・準備等
- 受講資格者は、国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者です。
実施内容は、学術研究、教育および社会貢献に関連するものに限ります。
受講にあたって,センターのスーパーコンピュータのユーザーである必要は必ずしもありません。
受講生には、センターのスーパーコンピュータを1月間程度利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
- 外国人及び海外在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。 「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」
- 東京大学情報基盤センタースーパーコンピュータシステム利用規程 を熟読し,遵守してください。
- 作業に必要なコードおよびデータセット等をセンターに持ち込んでいただく必要があります。メンターがデータセット等を見ることをご了承ください。
- 共有ディスクを利用しますので、個人情報などデータの持ち込みが難しいデータセットの場合、データを匿名化したり、ダミーデータセットにするなどの対応をお願いします。
- データの持ち込みはミニキャンプ前日までに完了させてください。選考結果の通知時にアカウント情報を合わせて送付しますので、ご自身にてデータをWisteria/BDEC-01まで転送ください。
- SSHを介したコマンドライン操作によるLinux上での作業となるため、Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。 また、センターのスーパーコンピュータにインストールされているエディタ(Emacs, vim, nano, gedit)のいずれかを用いて,ファイルの編集を行う必要があります。 上記のいずれかのエディタの操作にも慣れていない場合には,いずれかのエディタの予習を各自で行なっておいてください。
- 基本的にプログラムのある初日と最終日の二日はご参加いただく必要があります。(途中の一時的な離席は自由)
- 予備知識・準備等については以下の通りです:
- オンライン講習会、ハンズオンのためのPC、Zoom等のコミュニケーションツール及びスパコンへ接続するためのネットワーク環境は各受講者でご準備ください。
- パソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、オンライン講習会の受講を認めません。
- パソコンのOSは、Windows、Macどちらでも構いませんが、SSHを用いてセンターのスーパーコンピュータへ接続ができることが必要です。
- Windows利用の場合CygwinおよびCygwin内のsshコマンドのインストールをお願いします。 また、他のOSを利用の場合にも、同コマンドがインストールされているか事前にご確認ください。
- 対象のスーパーコンピューターおよび利用ノード数は次のとおりです。
- Wisteria/BDEC-01(Aquarius) スーパーコンピュータシステム(Wisteria-A) :2ノード(GPU16基)
- Dockerコンテナを実行することが可能なSingularityを利用することができます。但し、Wisteria/BDEC-01上ではイメージを編集することはできません。
問い合わせ先
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チームE-mail: