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T2Kシンポジウム2010@東大

● 日 時2010年7月12日(月)13:00~17:20
● 場 所東京大学武田先端知ビル 5階武田ホール(地図
     (最寄駅:東京地下鉄千代田線 根津駅)
● 参加費無料(事前登録は終了しました。直接会場へお越しください。)


開催趣旨

 筑波大学、東京大学、京都大学の3大学の連携により進められてきた"T2K Open Supercomputer Alliance" のもと、各大学におけるT2Kオープンスパコンの運用開始から2年を迎えました。様々なアプリケーションが実行され、また大規模PCクラスタの運用経験も蓄積されてきました。
 T2K Open Supercomputer Allianceでは、これまで4回のシンポジウムを各拠点で行って参りました。このたび、「T2Kシンポジウム2010@東大」を東京大学武田先端知ホールで開催致します。本シンポジウムでは、文部科学省 次世代IT基盤構築のための研究開発「e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発」での採択課題「シームレス高生産・高性能プログラミング環境」プロジェクトでの成果を中心に、ポストT2K時代のセンターマシンに関するパネルディスカッション等を用意しております。
 参加費は無料となっております。多数の皆様のご参加をお待ちしております。 

主催および協賛

主催東京大学情報基盤センター
協賛筑波大学計算科学研究センター
   京都大学学術情報メディアセンター

プログラム

(受付:12:30~)

第1部

13:00~13:05  ご挨拶
石川 裕(東京大学情報基盤センター長)


13:05~13:35  T2Kオープンスパコン東大版の稼働報告と今後の動向 ( 資料
中島 研吾(東京大学)


第2部 eScienceプロジェクト成果報告

13:35~13:40  概要
石川 裕(東京大学)


13:40~14:00  単一実行環境Xruntime
石川 裕(東京大学)


14:00~14:20  自動チューニング機能付き数値計算ライブラリXabclib ( 資料
片桐 孝洋(東京大学)


14:20~14:50  高性能並列プログラミング言語処理系XcalableMP ( 資料
中尾 昌広(筑波大学)


14:50~15:20  高生産並列スクリプト言語Xcrypt ( 資料
平石 拓(京都大学)


15:20~15:40  休憩

  

第3部 パネルディスカッション

15:40~17:20 「ポストT2K時代のセンターマシン」
 2008年6月に稼働を開始したT2Kオープンスパコンも2012年以降それぞれリプレースの時期を迎える。また同時期にはHPCI、次世代スパコン(神戸)の運用も開始される予定である。このような背景のもと、ポストT2Kシステムのあるべき姿、その実現方法について、ポストT2K時代の担い手となる各センター、各ベンダーの若手研究者・技術者によって熱く語ってもらう。


モデレータ:石川 裕(東京大学)


パネリスト:多田野 寛人(筑波大学)、大島 聡史(東京大学)、平石 拓(京都大学)、
      安島 雄一郎(富士通)、櫻井 隆雄(日立)、菅 真樹(NEC)

 ●多田野 寛人 ( 資料
  筑波大学大学院システム情報工学研究科/筑波大学計算科学研究センター
  連立一次方程式の反復解法,並列固有値解法の研究に従事。

 ●大島 聡史 ( 資料
  東京大学情報基盤センター
  GPGPUの研究に従事。

 ●平石 拓 ( 資料
  京都大学学術情報メディアセンター
  高水準並列プログラミング言語の研究に従事。

 ●安島 雄一郎 ( 資料
  富士通(株)次世代テクニカルコンピューティング開発本部システム開発統括部
  次世代スパコンのTOFUインターコネクトの研究開発に従事。

 ●櫻井 隆雄 ( 資料
  日立製作所 中央研究所 プラットフォームシステム研究部
  自動チューニング付き数値計算ライブラリの研究開発に従事

 ●菅 真樹 ( 資料
  NECシステムプラットフォーム研究所
  スケーラビリティと高効率性を備えたデータセントリック分散システムの研究開発に従事。