東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

2023 年度の利用負担金値上げとシステムの縮退運転について

2023 年度当センターのスーパーコンピュータの利用をご検討の皆様

昨今の電気料金高騰に伴い、各システムの電気料金が利用負担金収入を大幅に上回ることが見込まれることから収支を勘案し、2023 年度利用負担金について値上げを実施させていただくこととしました。 利用者皆様にはご負担をおかけすることになりますが、ご理解、ご協力の程よろしくお願い致します。

電気料金は、今後も上がり続ける可能性が高く、現状では 2023 年度利用負担金について、一律 2 倍とする必要があります。 しかし、各利用者において 2 倍の予算を用意していただくのは困難であるため、以下のとおり、利用負担金値上げに加え、システムの縮退運転を組み合わせた対応とさせていただきます。

  • 2023 年度利用負担金は、一律 2022 年度比 1.5 倍とします。
    ただし、ディスク追加料金および Ipomoea-01 利用負担金は据え置きとします。
  • 消費エネルギーの多い Wisteria/BDEC-01 Odyssey の計算ノードの 25 %を稼働停止とします。
    (Wisteria/BDEC-01 Aquarius および Oakbridge-CX の計算ノードは縮退運転の対象としない)

2023 年度中に、もし電気料金の状況が好転した場合は、Odyssey の計算ノードの稼働を増やす予定です。また、可能であれば、2024 年度の利用負担金の再度見直しを検討しております。