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HA8000クラスタシステムログイン方法

 HA8000クラスタシステムでは公開鍵による認証を行っております。ログインのためにはSSHの鍵登録が必要となります。詳細は「利用の手引」の第2章をご覧ください。

Windowsからのログイン方法

 PuTTYを使用する場合の手順のみ紹介しますが、他のターミナルでも同等の機能は存在します。

  1. PuTTYのページより PuTTYjpをダウンロードする
  2. puttygen.exe を起動する
  3. "Generate"ボタンをクリックし、バーが右端に達するまでマウスを適当に動かす
  4. パスフレーズを入力する(2回)
  5. "Save Private Key"ボタンで秘密鍵を保存する
  6. "Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys file" と書かれた欄の文字列をクリップボードにコピーする(マウスで選択して右クリックして「コピー」)
  7. https://ha8000.cc.u-tokyo.ac.jp/ にアクセスする(認証画面が出るのでセンター発行のユーザー名とパスワードを入力する)。
  8. 「公開鍵登録」ページに進む
  9. 上の欄に 6. でコピーした内容をペーストし、下の欄にセンター発行のパスワードを入力する
  10. 「登録」をクリックする("登録中です..... 成功しました" が表示されれば登録完了)
  11. putty.exe(ターミナルソフト本体)を起動する
  12. ホスト名などを設定した上で、左のメニューの「接続」-「SSH」-「認証」の中にある、「認証のためのプライベートキーファイル」の欄に5で保存した鍵ファイルを設定する
  13. (オプション)鍵を設定した状態で「セッションを保存」することをお勧めします
  14. 「開く」で接続する

UNIX系OSからのログイン方法

  1. ターミナルで次のコマンドを入力する: ssh-keygen -t rsa
  2. 鍵の保存場所はデフォルトのままリターン
  3. パスフレーズとその確認を求められるので、2回パスフレーズを入力する
  4. https://ha8000.cc.u-tokyo.ac.jp/ にアクセスする(認証画面が出るのでセンター発行のユーザー名とパスワードを入力する)。
  5. 「鍵登録」ページに進む
  6. 上の欄に ~/.ssh/id_rsa.pub の内容を copy & paste し、下の欄にセンター発行のパスワードを入力する
  7. 「登録」をクリックする(しばらく時間がかかることがありますが、登録を連打しないでください)
  8. あとは通常の ssh コマンドと同じように使用できます。

パスフレーズ付きの鍵をすでに他のシステムへのログインに使用されている方

 鍵を新たに作成する必要はありません。手順3から先の作業のみを行ってください。

パスフレーズなしの鍵をすでに他のシステムへのログインに使用されている方

 ~/.ssh 以下の既存の鍵を上書きしないように注意した上で、パスフレーズで保護された鍵を改めて作成、HA8000クラスタシステムに登録してください。~/.ssh/config (なければ作成)に例えば次のように書けば鍵の使い分けができます。


Host ha8000-*.cc.u-tokyo.ac.jp
 IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_ha8000