HOME > 研究会・イベント > 利用説明会 > 「FX10スーパーコンピュータシステム」利用説明会
「FX10スーパーコンピュータシステム」利用説明会
2012年4月2日に試験運転を開始する「FX10スーパーコンピュータシステム」の利用説明会を開催いたします。
プログラミング等の講習会については年度明け以降随時実施していく予定です。参加を希望される方は、参加申込フォームより事前登録をお願いいたします。(当日参加の場合は、満席のため入場をお断りしたり、資料をお渡しできないことがあります)。
※ 利用説明会において配布しました資料および質疑の内容を公開しました。
開催予定
-
2012 年 2 月 20 日 (月) 10:00 ~ 12:00
東京大学柏キャンパス 第2総合研究棟 会議室2(3F)(地図)
-
2012 年 2 月 24 日 (金) 10:00 ~ 12:00
東京大学情報基盤センター 本館 遠隔講義室(4F)(地図)
プログラム
- システム概要
- 運用方法、スケジュール、試験運転について
- 大規模HPCチャレンジ
- 質疑
参加費
無料
参加申込
終了しました。
配布資料
質疑応答
利用説明会での質疑の内容を公開いたします。なお、質疑応答の際に後日確認して掲載すると回答させていただいた質問については、確認後の内容を掲載しています。
- Tofuの形状(XYZabcのサイズ)を教えてください。
- XYZabcの順に 10 x 5 x 8 x 2 x 3 x 2 となっています。
- GCCはSPARC64IXfxの拡張命令(HPC-ACE)をサポートしていますか?
- サポートしていません。
- 資料に掲載されているMemoryバンド幅はカタログ値ですか?実測値ですか?
- カタログ値です。カタログ値85GB/sに対して、実測値65GB/s程度となります。
- どのようなプロファイラが使えますか?
- 富士通製のプロファイラが使用可能となる予定です。
- 外部ファイルシステムのファイルが月末に消されるのは使いにくいと思います。
- 外部ファイルシステムは一時利用のためだけに無料開放しています。大切なデータは共有ファイルシステムに置いて利用してください。
- 外部ファイルシステムの最大ファイルサイズはどの程度でしょうか?
- 外部ファイルシステムで用いているLustre-1.8.7wc1の制限に従うため、最大320TByteとなります。
- 試験運転期間中のトークン設定はどのようになりますか?使い切ってしまっても大丈夫でしょうか?
- 予め割り当てた量を超過した場合も自由に追加できます。
- スパコン外部とのネットワーク接続は強化されていますか?
- (東大と外部とをつなぐ既設のネットワークは)変わっていません。今後増強する計画もありますが、現時点では未定です。
- ジョブ実行時に確保される計算ノード群の形状を指定できますか?
- 1次元、2次元、3次元の形状を指定することが可能です。
- ライブラリは掲載されているもので全てでしょうか?他にも提供の予定はありますか?例えばC++のBoostライブラリは使えますか?
- ライブラリ提供の希望があれば伺いますので、相談受付(
)までメールでお問い合わせください。Boostライブラリは利用可能です。(最新版に追従するかは分かりません。利用可能なバージョンをお知らせするのみで、ご自身で用意していただくことになる可能性があります。)
- 外部ファイルシステムに置かれたファイルは月末に消えるということですが、すぐに消えてしまうことを防ぐためにジョブの実行が月初めに集中したりしませんか?
- 共有ファイルシステムがあるので大丈夫だとは思いますが、まずは使用状況を見てみようと思います。
- ジョブ実行時でなくても共有ファイルシステムや外部ファイルシステムのデータにアクセスできますか?
- 可能です。
- 「キューが空いていないと(大きな)ジョブが流れない」とは待てば流れるのか、待っても流れないのか、どちらでしょうか?
- スケジューラ次第です。なるべく大きなジョブが流れるようにしたいですが、実情に合わせていきたいと思います。
- 申込ノード数と最大ノード数の違いはなんでしょうか?
- 申込ノード数を超えて最大ノード数までジョブを実行可能です。ただし、申込ノード数を超えるとトークン消費係数が上昇します。
- グループコースでは同時に複数ユーザが流すとどうなりますか?合計使用ノード数が規定値を超えるとトークン消費係数2として扱われるのでしょうか?
- 使用ノード数はジョブあたりで計算されます。一時的にユーザ間の合計使用ノード数がトークン消費係数2の範囲になっても、ジョブあたりの使用ノード数が係数1の範囲であれば係数1として扱われます。
- /homeはどこに確保されますか?
- 共有ファイルシステムに確保されます。
- /homeも/groupも全て共有ファイルシステム上ですか?
- その通りです。
- 外部ファイルシステムは月末一斉削除ではなく一ヶ月保持の方が良いのでは?
- 意見としては承りますが、月末一斉削除として運用を開始します。
- HA8000では大きなジョブを走らせたくてもすぐに走らないので小さいジョブを走らせるなどしていましたが、FX10ではどうなりますか?トークン制度との兼ね合いで不公平感を感じるような事態にはならないでしょうか?
- キュー構成も変わるので(HA8000では分化していたキューがFX10では統合されます)不満は少なくなると期待しています。
- もう少しジョブの最大実行時間を長くできませんか?
- ジョブが流れにくくなるのを回避したいのであまり長くしない方針です。
- 同時実行ジョブ数の制限はどのようになっていますか?
- 同時投入可能数と同時実行可能数に制限はあります。詳細はwebなどで告知していきます。
- 試験運転期間中の企業利用は不可能ですか?
-
4月からの利用申込み(通常有償利用、トライアルユース)は、2月20日に受付を締切りました。年4回募集を行っております。次回の公募スケジュールは以下の予定です。
●募集開始 :4月中旬
●申込書締切:5月中旬
●審査 :6月上旬
●利用開始日:7月初め
ただし、企業利用に提供可能な計算機資源がない場合は公募が行われない場合があります。
- (グループコース利用のための登録について)4月以降に加わるメンバーがいる場合はどうすれば良いですか?
- 申込が殺到しなければ4月以降に申し込んでもご利用いただけます。また、グループコースをご利用であれば、後でメンバーを追加することが可能です。
- (前のQ Aに続いて)では、メンバー追加後に使用する計算機資源・トークンを見積もったうえで申込をしておき、あとでメンバーを加えれば良いということですか?
- その通りです。
問い合わせ先
東京大学情報基盤センター 研究支援係
E-mail:uketsuke[あっとまーく]cc.u-tokyo.ac.jp
("[あっとまーく]"を"@"(半角)に変換後、ご送信ください。)