HOME > システム > FX10 > FX10 スーパーコンピュータシステム の紹介

FX10 スーパーコンピュータシステム の紹介

システムの特徴

 FX10スーパーコンピュータシステムは、一般ジョブ実行用の Oakleaf-FX と長時間ジョブ実行用の Oakbridge-FX の2つのサブシステムで構成されています。 それぞれは、計算ノード群、ログインノード群、インタラクティブノード群、ローカルファイルシステム、共有ファイルシステム、管理サーバ群で構成されています。


FX10システム概念図

ハードウェア構成

全体構成

項目 仕様
Oakleaf-FX Oakbridge-FX
システム全体
(計算ノード)
総理論演算性能 1.135 PFlops 136.2 TFlops
総主記憶容量 150 TByte 18 TByte
総ノード数 4,800 576
インターコネクト 6 次元メッシュ / トーラス 6 次元メッシュ / トーラス
ローカルファイルシステム 1.1 PByte 147 TByte
共有ファイルシステム 2.1 PByte 295 TByte

ノードの構成

項目 仕様
ノード 理論演算性能 236.5 GFlops
プロセッサ数 (コア数) 16
主記憶容量 32 GByte
プロセッサ プロセッサ名 SPARC64TM IXfx
周波数 1.848 GHz
理論演算性能 (コア) 14.78 GFlops

ソフトウェア構成

項目 ソフトウェア
計算・インタラクティブノード群 ログインノード群
OS 専用OS(XTCOS) Red Hat Enterprise Linux
コンパイラ 富士通社製コンパイラ
 Fortran 77/90 コンパイラ
 C コンパイラ
 C++ コンパイラ
GCC,g95
富士通社製コンパイラ (クロス環境)
 Fortran 77/90 コンパイラ
 C コンパイラ
 C++ コンパイラ
GCC,g95 (クロス環境)
ライブラリ 富士通社製ライブラリ
 BLAS、LAPACK、ScaLAPACK
 SSL II (Scientific Subroutine Library II)
 C-SSL II
 SSL II/MPI
その他ライブラリ
 FFTW、SuperLU、SuperLU_DIST、METIS、ParMETIS、Parallel NetCDF、
 HDF5、PHDF5、NetCDF
アプリケーション OpenFOAM
ABINIT-MP
PHASE
FrontFlow/blue
FrontISTR
REVOCAP
PETSc
Gromacs
OpenFOAM
PETSc
ファイルシステム FEFS
フリーソフトウェア bash, tcsh, zsh, emacs, autoconf, automake, bzip2, cvs, gawk, gmake, gzip, less, sed, tar, vim など
  • 提供しているソフトウェア(ライブラリ、アプリケーション)のバージョンについては、利用支援ポータル内にある利用手引書に記載していますので、そちらをご覧ください。
  • FX10 スーパーコンピューターシステムのオープンソースソフトウェアをご利用の際は、自己責任の範囲内でご活用ください。可能な範囲で動作確認は実施していますが、オープンソースソフトウェアのご利用方法等についてはお答えいたしかねますのでご了承ください。