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Intelコンパイラ(version10.1)について
HA8000クラスタシステムでは以下のIntelコンパイラ製品が利用可能です。
- Intel Fortran Compiler for Linux 10.1
- Intel C++ Compiler for Linux 10.1(Cを含む)
- Intel Math Kernel Library 10.0
利用方法
各コンパイラついて、以下に示すシェルスクリプトを実行することで実行環境が設定されます。
(利用できるライブラリに関してはマニュアルを参照してください。)
Fortran
$ source /opt/intel/fce/10.1.017/bin/ifortvars.sh
$ ifort test.f
C++
$ source /opt/intel/cce/10.1.017/bin/iccvars.sh
$ icpc test.cpp
C
$ source /opt/intel/cce/10.1.017/bin/iccvars.sh
$ icc test.c
Math Kernel Library
$ source /opt/intel/mkl/10.0.3.020/tools/environment/mklvarsem64t.sh
注意事項
- source するファイル名のバージョン番号(現在は10.1.017)はバージョンアップなどで変わる場合があります。その際は ls コマンド等でご確認の上、読み替えて指定してください。
- csh/tcsh を利用している場合は、source するファイル名(下線部)の最後を .csh にしてください。
- 32bit モードを利用する場合は、fce、cce の部分(二重下線部)をそれぞれ fc、cc にしてください。fce、cce は64bit用です。
- Fortran、C/C++ のライセンスは同時使用ユーザ数が8名となっています。同時利用(コンパイル)が9以上になると、9番目以降のユーザはすでに利用中のユーザのコンパイルが終了するまで、コンパイルが保留されます。
- 上記シェルスクリプトを実行後、マニュアルページ($ man ifort 等)が参照できます。
-
Intel Compiler を使う MPI は /opt/itc/mpi/mpich-mx-intel にインストールされています。ログインシェルが bash の方(デフォルト)は
$ source /opt/itc/mpi/mpiswitch.sh mpich-mx-intel11
とすればPATHなどが自動的に設定されます。その後 mpif90、mpif77、mpicc、mpicxx でコンパイルしてください。なお、上記設定前の日立 Compiler を使う MPI に戻したい場合は$ source /opt/itc/mpi/mpiswitch.sh system-default
としてください。