HOME > システム > SR16000 > SR16000システム の紹介
SR16000システム の紹介
システムの特徴
SR16000 は、1 ノード当たり 32 コア、大容量メモリ空間を有した SMP 機として利用できます。従来の SR11000 で開発していたプログラム資産については、SR16000 上でリコンパイルするだけで移行することができます。
以下に、SR16000 システムのハードウェア・ソフトウェアに関する概要等についてご紹介いたします。
ハードウェア構成
全体構成
SR16000システムは、計算ノード 56 ノード、インタラクティブノード 2 ノード、その他 I/O サーバ等で構成されたシステムです。全体の構成は次のようになっています。
表 SR16000全体性能



ノードの構成
SR16000システムのノードは、Power7 (8 コア) を 4 基 (32 コア)、主記憶容量は 200 GB 搭載しています。1 コアあたりの理論演算性能は、30.64 GFlops となり、計算ノード単体では、約 980 GFlops の演算性能となります。ノードの主な仕様は以下の通りです。
表 SR16000全体性能


ソフトウェア構成
SR16000システムにインストールされている主なソフトウェアは次のとおりです。
これらのソフトウェアはログインノードまたは計算ノードで使用できます。
ログインノードでは SSH によるログインおよびコマンドの対話的実行が可能です。主にプログラムの作成・編集、コンパイル、バッチジョブの投入に使用します。ログインノードの資源は多くのユーザーで共有しますので重い処理は行わないようにしてください。計算ノードはバッチジョブシステム (NQS 互換機能) を通じて使用します。ジョブを投入してから実行されるまでに待ち時間がありますが、自分の順番が回ってきた際には計算ノードの資源を専有できます。
通常、すべてのユーザープログラムはバッチジョブとして計算ノードで実行します。
基本ソフトウェア
表 ソフトウェア一覧