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トライアルユース FAQ

ご利用に関して


トライアルユースについて教えてください。

東京大学情報基盤センター(以下、センター)では、平成17年度より平成22年度まで社会貢献の一環として、文部科学省の委託事業・補助金事業の支援を受け、大学で開発された応用ソフトウェアとスーパーコンピューターの民間企業への提供を実施してきました。事業では文部科学省の支援により、民間企業は実質無償試用可能な課題設定が存在していました。その制度の終了に合わせ平成23年度より有償トライアルユース制度を開始いたしました。 平成28年度より、Reedbush-U、 平成29年度からは、Oakforest-PACSReedbush-H/L も加わり、トライアルユース制度としてサービスを提供しています。
なお、トライアルユース制度には、以下の2つの利用方法があります。
 (1)企業利用に限定した無償トライアルユース
 (2)安価で試用することができる有償トライアルユース


トライアルユース制度は、対象を民間企業に特定せず大学・研究機関の方もご利用いただけます。スーパーコンピューターを試用することにより、見通しをつけていただき、通常利用への移行も可能となっております。さらなる計算機利用に進むことが望まれます。
詳細は、「トライアルユース」のページをご覧ください。


トライアルユースを利用するにあたっての条件はありますか。
東京大学情報基盤センタースーパーコンピューターシステム利用規程に定められた利用資格をもった方ならどなたでもご利用可能です。

ただし、企業に所属する方については利用するコースによっていくつかの条件があります。

詳細は「企業利用」の企業利用におけるトライアルユース制度についてをご覧ください。

学生ですが、利用可能でしょうか。
利用可能です。ただし、指導教員の方の承認が必要です。

パーソナルコースとグループコースがあるようですが、違いについて教えてください。
研究者が個人単位で利用するのが「パーソナルコース」、一定の計算機リソースをグループ単位で利用するのが「グループコース」です。

利用負担金額について教えてください。
「トライアルユース」の利用負担金をご覧ください。

利用負担金の請求はどの様になるのでしょうか。いつ請求されますか。
利用負担金はスーパーコンピューターの利用開始月に応じて「7月」、「10月」、「1月」、「3月」に請求を行います。他の月に請求を希望する場合は、受付(受付のメールアドレス)までご連絡ください。

トライアルユースの申込方法について教えてください。また、問い合わせ先はどこでしょうか。
申込方法及び利用申込書は、「トライアルユース」の利用申込に掲載していますので、ご覧ください。

なお、無償トライアルユースと有償トライアルユースは同時申込が可能です。同時申込の場合は、利用資格者審査委員会による審査が1度で済みます。別々に申込まれる場合は、2度の審査が必要となります。

申込の際には以下についてご注意ください。
問い合わせは、受付(受付のメールアドレス)までご連絡ください。


・パーソナルコースの申込みは、1回のみとし、同一計算機システムに対して複数回の申込みはできません。
・グループコースの申込みは、1回のみとしますが、企業に所属する方については、同一企業内の1部署あたり1回のみとします。


利用申込はいつ行ったらよいですか。
グループコース(企業利用)の場合を除き、申込は随時受け付けております。
グループコース(企業利用)の場合は、申込みは年2回を予定しており、半年ごとに委員会を開催して利用審査を行っております。なお、提供可能な資源に限りがあるため、状況によっては募集をしない場合があります。詳細は、「企業利用」の審査スケジュールをご覧ください。

トライアルユースが利用できるまでの流れを教えてください。
利用者及び利用申込コースによって異なりますので、「ご利用の流れ」をご覧ください。

利用申込をしてからどのくらいで利用が認められますか。
個人で利用の場合、受付後 1 週間程度で「利用登録のお知らせ」を送付いたします。申込後 2 週間以上経っても「利用登録のお知らせ」が届かない場合や、「利用登録のお知らせ」の記載内容に誤りがあった場合は、受付(受付のメールアドレス)までご連絡ください。法人で利用の場合は、利用資格者審査委員会の審査後になりますので、申込時期の考慮をお願いします。

トライアルユースが利用できる期間について教えてください。
ご利用いただける期間は年度のサービス最終日までです。ただし、企業利用のグルーコース(無償トライアル)は最大3ヶ月です。申込み時に、1ヶ月単位で必要な資源量(付与トークン)を設定できます。
パーソナルコース、グループコース(無償トライアル)最大3ヶ月分
グループコース最大9ヶ月分

ディスク容量の追加はできますか。
ディスク容量の追加は原則できません。やむを得ず追加が必要な場合は、追加を必要とする理由を具体的かつ、詳細に記述し、受付(受付のメールアドレス)までご連絡ください。審議の上、認められた場合のみ、追加が可能です。

トークンの追加はできますか。
申込時の付与トークンも含め、12ヶ月分まで追加できます。ただし、無償トライアルユースではトークンの追加はできません。なお、トークンの詳細については、トークンに関する説明やFAQを掲載している「トークンについて」のページをご覧ください。

トライアルユースの利用期間が過ぎても利用したい場合はどうすればよいでしょうか。
通常利用へ移行することが可能です。1月頃に送付する継続申込書に従って手続きを行ってください。詳細は、「トライアルユースから通常利用への移行について」をご覧ください。

トライアルユースから通常利用へ移行する場合の注意事項はありますか。
企業所属の方でパーソナルコースをご利用の場合は、科学研究費補助金による利用を除き、通常利用のパーソナルコースへ移行できませんので、ご注意ください。

トライアルユースの利用期間が過ぎた場合、ファイルのバックアップ等はありますか。
利用期間終了と同時にファイルは消去されるとお考えください。利用期間が終了する前に、重要なファイル、必要なファイルは利用者様のお手元にバックアップを取ってください。ただし通常利用へ移行した場合は、ファイルはそのまま引き継がれます。

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企業の方のご利用について

 パーソナルコースに関する質問
試用アカウント配布型講習会(お試しアカウント付き並列プログラミング講習会)には、MPI基礎、MPI上級、ライブラリ利用などが開催されていますが、どの講習会を受講したらよいですか。
短期間の試用で通常利用への見通しをつけるためには、並列化の基礎を習得されていることが重要なので、そのような観点から、まずMPI基礎講習会の受講をお勧めいたします。講義・実習内容は、MPIによる基礎的な並列プログラミングとなります。なお、企業の方がトライアルユース制度でパーソナルコースに申し込む際には、必ずいずれかの講習会を受講してください。

2年前にお試しアカウント付き講習会を受講しました。トライアルユースに申込むことはできますか。
トライアルユースに申込むことはできます。

現在A社に勤務しています。大学院生時代に、東大情報基盤センターのスパコンを利用していました。この場合でも、講習会を受講する必要がありますか。
企業の方がトライアルユース制度でパーソナルコースを利用する際に、試用アカウント配布型講習会(お試しアカウント付き並列プログラミング講習会)の受講を義務付けているのは、システム利用の習熟以外に利用資格の審査を省略するための個人の所属確認・本人確認等を兼ねているためです。よって必ず講習会を受講してください。

 グループコースに関する質問
企業に所属する方がグループコースのトライアルユースに申し込みをする時にも、利用メンバー全員について講習会の受講は必要ですか?
必要ありません。企業に所属する方がグループコースでトライアルユースを申し込む場合は、別途、「スーパーコンピューター企業利用」と同等の審査を実施いたしますので、講習会の受講は不要です。ただし、短期間の試用で通常利用への見通しをつけるためには、並列化の基礎を習得されていることが重要なので、そのような観点から、まずMPI基礎講習会の受講をお勧めいたします。

現在D社X事業部に勤務しています。弊社E工場では以前にトライアルユースを利用させていただいております。X事業部では、トライアルユースを利用できますか。
同一法人内の異なる部署ですので、ご利用いただけます。

F社のG開発部で、トライアルユースを利用しました。社内組織の改編によりG開発部はH事業部に吸収されました。H事業部としてトライアルユースを利用できますか。
事業部が異なるため、トライアルユースをご利用いただけます。

 パーソナルコース、グループコースに共通する質問
現在C社に勤務しています。C社に入社前、B社在籍中にトライアルユースを利用しました。所属が変わったので、あらたにトライアルユースを利用できますか。
パーソナルコースとグループコースで利用の可否が変わります。
パーソナルコースについては、「講習会受講後1回のみとし、同一計算機システムに対して複数回の申込みは認めない」こととしています。
グループコースについては、C社の所属部署がトライアルユースを利用したことがなければ、審査を受け認められた場合にご利用可能です。

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