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小規模ジョブに関するノードの形状指定とステップジョブの制限について

計算ノードの利用効率の向上を図るため、2014 年 5 月 30 日(金)の月末処理後のサービス再開時点より、

  • ジョブクラス debug および short
  • ジョブクラス regular(small)で要求ノード数が 72 以下

に該当するジョブでは、2 次元または 3 次元形式の形状指定を禁止といたしました(ジョブ投入時の「-L node=」の指定で 2 次元または 3 次元の形状のジョブは投入が出来ません)。


 2 次元または 3 次元の形状指定は、その形状を保証するために要求したノード数を超える数のノードが確保される場合が多く、このためジョブの実行に使用されないノードを多数生じることとなり、他のジョブの実行の妨げとなっています。このため、小規模ジョブについては形状指定を禁止することとしました。
 なお、今回、形状指定を禁止されない中・大規模ジョブにつきましても、性能評価などで特に形状指定を必要とするジョブ以外は、形状を自動的に最適化して割り当てることができる 1 次元指定(-L node=N)をお願いします。


 また、ジョブクラス debug では 2 段を超える段数のステップジョブの投入を禁止しております(該当するジョブの投入が出来ません)。


 ジョブクラス debug は、デバッグのための利用を優先させていただくため、2014 年 5 月の月末処理時よりステップジョブの投入を禁止しておりましたが、ステップジョブ自体のデバッグを行う必要があることから、2014 年 6 月 27 日 17:00 のサービス再開時より 2 段までのステップジョブの投入を可能とするように設定を変更しております。


 利用者の皆様にはご不便をおかけすることになりますが、システム全体の効率的運用のため、ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。