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FX10 スーパーコンピュータシステム 正式サービス開始のお知らせ
FX10 スーパーコンピュータシステム は、2012 年 7 月 2 日 (月) 9:00 より正式サービスを開始しました。
サービス概要等については、以下をご覧ください。
本ページでは最新の情報を随時更新します。( 最終更新年月日:2012 年 7 月 2 日 )
お知らせ
- FX10 スーパーコンピュータシステム は、2012 年 7 月 2 日 (月) 9:00 より正式サービスを開始しました。(2012 年 7 月 2 日)
利用申込
FX10 スーパーコンピュータシステムの新規利用申込は、計算リソースに余裕がある限り随時受付を行っています。新規利用申込書に必要事項を記入し、東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チームに提出してください。申込書提出先、問い合わせ先などの詳細は「利用申込」をご覧ください。
正式サービス開始以降の運用変更について
FX10 スーパーコンピュータシステムは、2012 年 7 月 2 日より正式サービスを開始しました。正式サービス開始以降、試験運転期間とは以下の通り運用が変更されました。
-
ローカルファイルシステムのファイルステージング運用について
正式サービス開始以降、ローカルファイルシステムではファイルステージング運用を開始しました。利用方法の詳細は、利用の手引き等をご覧ください。
ファイルステージングは、ジョブ実行開始時に入力ファイルをローカルファイルシステムに自動的にコピー(ステージイン)し、終了時に共有ファイルシステムに自動的にコピー(ステージアウト)する機能です。試験運転期間中とは異なり、ローカルファイルシステムに作成されたファイルは、ジョブ実行終了時に全て削除されますのでご注意ください。また、ローカルファイルシステムに保存できるファイル容量は、ジョブで使用するノード数に応じて変化します (1 ノード利用あたり、240 GB。16 ノード利用した場合は、約 3.8 TB まで利用可能となります)。 -
外部ファイルシステムの運用について
外部ファイルシステムに保存されるファイルは、月末処理日に、最終更新日から 1 年が経過したファイルを削除します。
ただし、外部ファイルシステムの空き容量がなくなるなど、外部ファイルシステムの利用に支障がでると判断した場合は、保存期間以前のファイルについても削除する場合があります。
利用者全体で利用するファイルシステムですので、他の利用者にご迷惑をかけないようにご注意ください。 -
トークンの再設定
正式サービス開始時には、利用申込書に記載されている内容でトークン量が再設定されます (利用期限を年度末としていた場合は、申込ノード数に応じて、9 ヵ月分のトークン量が設定されます)。 -
利用負担金
正式サービス開始以降のご利用には、利用負担金が必要です。利用負担金額については、以下 (利用負担金) をご覧ください。 -
ジョブクラス制限値
正式サービス開始以降は、制限 (経過) 時間が以下の通り変更となります。
バッチジョブサービス ジョブクラス制限値 (試験運転期間)の抜粋 キュー名 ノード数 制限(経過)時間 メモリー容量(GB) debug 1 ~ 240 30 min 28 short 1 ~ 72 2 h 28 (regular)
small
medium
large
x-large
12 ~ 216
217 ~ 372
373 ~ 480
481 ~ 1,440
12 h
〃
〃
6 h
28
〃
〃
〃
バッチジョブサービス ジョブクラス制限値 (正式サービス開始以降 (予定) )の抜粋 キュー名 ノード数 制限(経過)時間 メモリー容量(GB) debug 1 ~ 240 30 min 28 short 1 ~ 72 6 h 28 (regular)
small
medium
large
x-large
12 ~ 216
217 ~ 372
373 ~ 480
481 ~ 1,440
48 h
〃
〃
24 h
28
〃
〃
〃
利用区分・コース紹介
FX10 スーパーコンピュータシステムでは、研究者個人単位で利用するための「パーソナルコース」、研究・グループ単位でまとまって利用するための「グループコース」によるサービスを行っています。それぞれ HA8000 クラスタシステムの「パーソナルコース」「専用キュー」に対応していますが、よりフレキシブルなご利用ができるようになっています。
なお、利用するコース、利用申込したノード数に応じて、計算ノードの利用可能時間である「トークン」を割当てます。この割り当てられたトークン内であれば (一部のコース、サービスを除き) 利用できるノード数制限などはなく、最大利用可能ノード数まで、バッチジョブの実行を可能とします。
以下に、トークンを利用するにあたり、注意すべき事項がありますのでご確認ください。また、「トークンについて」のページでは、トークンに関する説明やFAQを掲載していますので、こちらもご覧ください。
トークンご利用の注意点
- トークンは、バッチジョブ単位 (計算ノードを利用したバッチジョブ単位) で消費するトークンを計算します。
- 従来のサービスとは異なり、申込を行ったノード数以上のジョブ実行を可能とします。ただし、申込ノード数を超過したジョブを実行する場合は、消費係数が異なり、トークンが高めに設定されます。
- トークンは「経過時間 ×ノード数 × 消費係数」で計算されます。消費係数は、申込ノード数を超えないジョブ実行時には、1.00 が設定されますが、申込ノード数を超過するジョブ実行時には、2.00 が設定されて計算されます。
- 計算資源に余裕がある場合にのみ、トークンを追加することが可能です。
- トークンは、利用を許可された有効期間内に全量が利用できることを保証するものではありません。また、利用を許可された期間のみを有効期間としていますので、トークンに残量があった場合でも、次年度への繰り越しや返金等はできません。
パーソナルコース
パーソナルコースは研究者が個人単位でお使いいただくためのコースで、FX10 スーパーコンピュータシステムで利用できる最大ノード数により以下の 2 コースを用意しています。
コース | 利用負担金(年額、税込) | 利用可能 ノード数 |
割当トークン量(年間) 及び消費係数 |
ディスク量 /home |
---|---|---|---|---|
大学・公共機関等 | ||||
パーソナルコース1 | 120,000円/年 | 最大 24ノード |
25,920 ノード時間 消費係数 : 12 ノードまでは 1.00 12 ノード超過は 2.00 |
200GB |
パーソナルコース2 | 250,000円/年 | 最大 96ノード |
51,840 ノード時間 消費係数 : 24 ノードまでは 1.00 24 ノード超過は 2.00 |
グループコース
グループコースは、研究グループなどで利用されるためのコースで、12 ノード単位で利用申込が行えます (提供できる資源量に限りがあるため、利用申込単位 (ノード数) によってはご希望に添えない場合があります)。標準で割り当てられるディスク容量は12 ノードあたり4TB です。また、それ以外にもグループに所属する利用者ごとに 50 GB のディスク容量が割り当てられます。
グループに登録できる利用者数には制限はありませんが、割り当てられたトークンをグループに登録された利用者で共有することになります。そのため、利用申込時に設定して頂くグループ管理者には、グループ内の利用者ごとに割り当てるトークン量などを変更できる仕組みを導入しています。
利用負担金(年額、税込) | 利用可能 ノード数 |
割当トークン量(年間) 及び消費係数 |
ディスク量 /group /home |
|
---|---|---|---|---|
大学・公共機関等 | 企業 | |||
500,000円/年 | 1,400,000円/年 | 最大 1,440ノード |
103,680 ノード時間 消費係数 : 申込ノードまでは 1.00 申込ノード超過は 2.00 |
グループ (/group) 4TB/12 ノード 利用者 (/home) 50GB |
利用負担金
2012 年 4 月 2 日から 2012 年 6 月 29 日(6 月 29 日 9:00 ~ 7 月 2 日 9:00 までは、月末処理のためサービスを休止いたします)までは、「試験運転期間」として無料でご利用いただけましたが、正式サービス開始以降のご利用には利用負担金が必要です。
現在の SR16000、HA8000 クラスタシステムとは独立した利用負担金が設定されています。利用負担金額は、申込者のご所属先により、「大学・公共機関等」、「企業」の 2 区分となっています。
パーソナルコース、グループコースの利用負担金額は以下の通りとなります。
ディスク容量追加
500 GB 単位で追加申込が行えます。利用負担金額は、450 円/月・500 GB (年間 5,400 円) です。
トークン追加
計算資源に余裕がある場合にのみ、トークンを追加購入することが可能です。ただし、追加のトークンが認められていないサービスも一部ございますので、ご利用のサービス内容についてご確認の上、お申込下さい。
問い合わせ先
メールによる問い合わせについては、事前に Web Page で情報がないかご確認の上、問い合わせ窓口まで電子メールでお問い合わせください。なお、電話でのお問い合わせはご遠慮ください。