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利用可能計算機の詳細
利用条件
北海道大学、もしくは、九州大学のどちらか一方の利用申込が可能です。なお、予算の関係で申込者全員を受け入れられない可能性がありますことを予めご了承ください。
北海道大学を利用する場合
北海道大学は、応募者多数のため募集を打ち切りました(2011年4月6日)
最大受け入れ人数は5名です。
希望者が5名以上になった場合、九州大学の（32コア×8ノード共有）コースのご利用をお願いする場合もあります。
東大SR11000において常時8ノード以上を使うユーザ（パーソナルコース4もしくはグループコース2のユーザ）のみ申込可能とします。最大150,000秒利用できます。(ノード数*秒数で計算されます。さらに追加する場合はユーザー負担となります。)利用可能なディスク容量については300GBまでとします。
九州大学を利用する場合
どなたでも申込可能です。選択可能な利用コースは原則として下表の通りとします。
| 九州大学SR16000 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 32コア×1ノード共有 | 32コア×2ノード共有 | 32コア×4ノード共有 | 32コア×8ノード共有 | ||
| 東 京 大 学 S R 1 1 0 0 0 | パーソナル コース1 (8-way 1ノード) | ○ | － | － | － |
| パーソナル コース2 (1ノード) | ○ | － | － | － | |
| パーソナル コース3 (4ノード) | ○ | ○ | － | － | |
| パーソナル コース4 (16ノード) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| グループ コース1 (4ノード) | ○ | ○ | － | － | |
| グループ コース2 (16ノード) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 利用可能なディスク容量上限 | 192GB | 384GB | 768GB | 1.5TB | |
※ システム全体の空きディスク容量が逼迫した際は、上限値に達していなくてもファイルの削除・退避をお願いする場合がございます。
システム比較表
| 東京大学 | 北海道大学 | 九州大学 | |
|---|---|---|---|
| システム | SR11000 | SR11000 K1 | SR16000 L2 |
| 利用可能期間 | (2011年10月14日まで) | 2011年6月末まで | 2011年6月末まで |
| CPU | Power5+ 2.3GHz 2core | Power5 2.1GHz 2core | Power6 4.7GHz 2core |
| ノードあたり演算性能 | 147.2GFLOPS | 134.4GFLOPS | 601.6GFLOPS |
| ノードあたりプロセッサ数 | 16 | 16 | 16 (SMT 32コア) |
| ノードあたりメモリ容量 | 128GB (112GB利用可能) | 128GB | 128GB (100GB利用可能) |
| ネットワーク | 多段クロスバーネットワーク | InfiniBand 4xDDR 4GB*2 | |
| ディスク容量 | (ユーザ依存) | 1.5TB (提供ディスク容量) | 30TB (総容量) |
| 提供ノード数 (利用可能ノード数) | (ユーザ依存) | 最大16ノード | 40ノード (一般利用者と共有) 1ジョブあたり最大8ノード |
| OS | AIX 5L V5.3 | AIX 5.2 | AIX 5L V5.3 |
| ファイルシステム | HSFS | GPFS | GPFS |
| バッチ処理システム | NQS | LoadLeveler | LoadLeveler |
| 主な開発環境 | 日立最適化 FORTRAN77/Fortran90 日立最適化 C/標準C++ MPI-2 MATRIX/MPP MATRIX/MPP/SSS MSL2 BLAS, LAPACK, ScaLAPACK Gaussian03 |
Loadleveler for AIX 5L MPI-2 日立最適化 FORTRAN90/C/C++ IBM XL Fortran/C/C++ Gaussian03 |
IBM LoadLeveler for AIX 5L V3.4 Hitachi 最適化Fortran95 IBM XL C/C++ XL Fortran Gaussian09 |
ジョブキューの構成
北海道大学
| ジョブ区分 | キュー | 演算時間 | 標準ノード数 | 最大ノード数 | メモリ |
|---|---|---|---|---|---|
| 標準メモリジョブ | a | 60分 | 1 | 16 | 100GB |
| b | 1440分（24時間：1日） | ||||
| c | 4320分（72時間：3日） |
九州大学
| 処理形態 | ジョブクラス名 | ノード数 | コア数 | SMTコア数*1 | 記憶容量 | 計算時間*2 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 対話型処理 | －－ | 1 | 16 | 32 | 1GB | 1時間 | 16コアの資源を共有利用 |
| バッチ処理 | sdbg1 | 1 | 1 | 2 | 3GB | 1時間 | 逐次処理; デバッグ用 |
| sdbg2 | 1 | 2 | 4 | 6GB | 1時間 | デバッグ用 | |
| sdbg4 | 1 | 4 | 8 | 12GB | 1時間 | デバッグ用 | |
| s4 | 1 | 4 | 8 | 12GB | 24時間/最大1週間 | ||
| s16 | 1 | 16 | 32 | 48GB | 24時間/最大1週間 | ||
| s32 | 1 | 32 | 64 | 96GB | 24時間/最大1週間 | ||
| s32-s | 1 | 32 | 64 | 96GB | 24時間/最大1週間 | スレッド並列ジョブ用*3 | |
| s64 | 2 | 32×2 | 64×2 | 96GB×2 | 24時間/最大1週間 | ノード間はMPI並列 | |
| s128 | 4 | 32×4 | 64×4 | 96GB×4 | 24時間/最大1週間 | ノード間はMPI並列 | |
| s256 | 8 | 32×8 | 64×8 | 96GB×8 | 24時間/最大1週間 | ノード間はMPI並列 |
- *1 高性能アプリケーションサーバSR16000では， 演算器の使用効率を高める技術である SMT（Simultaneous Multi-Threading）機能によって 実際のジョブクラスで利用できる 物理コア数の倍の数を指定することができます。 ここではその数をSMTコア数と表記します。
- *2 経過時間です。
経過時間を変更するにはジョブコマンドファイルに
"
# @ wall_clock_limit" を指定します。たとえば "# @ wall_clock_limit = 48:00:00" で48時間が指定されます。 - *3 スレッド並列ジョブの性能を引き出すことが期待される設定を行なったクラスです。
s32と性能を比較されて使い分けてください。