東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 第9回シンポジウム」が開催されました

 学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点では、7月13日(木)・14日(金)に「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点第9回シンポジウム」をTHE GRAND HALL(品川)で開催しました。当日は239名の参加者(大学154名、研究機関等35名、企業他50名)を迎えました。
 「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点」(以下、当拠点)とは、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学のスーパーコンピュータを所有する8つの共同利用施設を構成拠点とし、東京大学情報基盤センターがその中核拠点を担う「ネットワーク型」の共同利用・共同研究拠点です。毎年度、共同研究の公募・採択を行い、当拠点との共同研究を実施しています。
 今回のシンポジウムは、平成28年度に実施された一般・国際・企業共同研究39課題の口頭発表による最終報告および73課題(平成29年度採択の一般・国際・企業協同研究課題および平成28,29年度採択の萌芽型共同研究課題の一部)のポスター発表を実施しました。口頭発表、ポスター発表ともに、一般の参加者も交えた活発な質疑や意見交換がおこなわれました。
 シンポジウム初日には、中村宏総括拠点長(東京大学情報基盤センター長)による主催側挨拶と、澤田和宏文部科学省研究振興局参事官(情報担当)の来賓挨拶がありました。また、1日目の夜には懇親会が開催され、原克彦文部科学省研究振興局参事(情報担当)の来賓挨拶があり、参加者のコミュニケーションの場として盛大に行われました。2日間にわたり、公募共同官それに続けて2日間にわたり、公募型共同研究が対象としている超大規模数値計算系応用分野、超大規模データ処理系応用分野、超大容量ネットワーク技術分野、超大規模情報システム関連研究分野およびこれらの分野にまたがる複合分野研究の研究成果発表および研究内容紹介が行われました。
 閉会では、合田憲人共同研究課題審査委員長(国立情報学研究所教授)のからシンポジウム全体のサマリーを含めた挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。
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 イベントの記録写真-1  イベントの記録写真-2

 発表および会場内の様子