教育利用
東京大学情報基盤センター(以下、センター)では、大学や高等専門学校などでの授業、企業での研修、学生の方々による勉強会のような自主的活動など、幅広い教育活動における演習用として、スーパーコンピュータ資源の一部を無料で提供しております。学内利用に限定せず、東京大学以外からの利用申込も受け付けます。
気候・流体解析・構造解析・分子科学・ナノテクノロジー・航空宇宙など、多方面の研究分野で養われた手法を用いてスーパーコンピュータを演習教材として使用する動きがあり、既に学部の専門課程及び大学院の授業では、構造解析・地球科学・流体関係の演習用としてスーパーコンピュータが使われています。教育活動におけるスーパーコンピュータの利用は、人材育成や利用の拡大に繋げられると期待しています。申込は随時受け付けますが、利用開始までには十分な時間の余裕を持ってお申込ください。
利用案内
- 教育活動における演習用途にスーパーコンピュータを無料で使用できます。以下のような用途での利用が想定されます。
- 大学、高等専門学校、公的研究機関などの授業・集中講義・講習会
- 学生による勉強会などの自主的活動
※ 高校生など大学生未満の方は、授業等を担当している教員の方を代表者としてお申込ください。 - 企業の研修
※ 通常利用以上のセキュリティは保証いたしません
- 外国人及び海在住者の方を利用者に含めることは可能です。「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」をご確認いただいた上でお申込ください。
- 利用期間は最大でも年度のサービス終了日までです。学生によるご利用の場合は最大半年単位(4月~9月、10月~3月)となります。
- サービス休止期間は利用できません。また、大規模 HPC チャレンジ期間については、講義用キューの利用ができません。
利用条件
- 利用期間終了後半年以内に、センターが発刊するスーパーコンピューティングニュースに報告記事を執筆していただきます。
- 代表者は、システムの利用について責任を持ってご指導ください。講義に参加する学生など、代表者以外の利用者からのセンターに対する質問はご遠慮ください。
- 代表者は、アカウント利用者全員に下記を徹底するようご指導ください。
- 利用規程を遵守してください。アカウントを第三者に利用させることは厳禁です。
- PCには必ず最新版のOS、ウィルス対策ソフトウェアをインストールしてください。
- 教育活動以外の目的でご利用いただくことはできません。
- ダウンロードしたマニュアル等は必ずご本人のみが使用し,利用期間終了後は破棄するようにしてください。
提供資源
※ regular などの一般ジョブキューの利用やインタラクティブジョブの実行はできません。- Miyabi-G
- 1 ジョブあたりの最大実行時間 15 分、最大ノード数 4 ノード (GPU 4基)
- (MIG 利用時) 1 ジョブあたりの最大実行時間 15 分、最大インスタンス数 4 インスタンス
- Miyabi-C
- 1 ジョブあたりの最大実行時間 15 分、最大ノード数 2 ノード (224 コア)
- Wisteria/BDEC-01 Odyssey (Wisteria-O)
- 1 ジョブあたりの最大実行時間 15 分、最大ノード数 12 ノード (576 コア)
- Wisteria/BDEC-01 Aquarius (Wisteria-A)
- 1 ジョブあたりの最大実行時間 15 分、最大 GPU数 4 GPU (1 ノード内)
- 講義でのご利用の場合は、講義・演習の内容がわかる資料(シラバス・カリキュラム等)の写しを添付してください。
- 講義でのご利用については、原則として学期単位で受け付けます。
- 説明には実施内容を具体的にご記入ください。
- 申込が多数の場合は、システム全体の利用状況を考慮し、利用の制限または利用をお断りする場合があります。
利用申込
スーパーコンピューターシステム利用規程等をよくお読みになり、申込書に必要事項をご記入の上、東京大学情報基盤センターへご提出ください。提出先は、「申込・問い合わせ先」をご覧ください。
申込書 | 利用登録名簿 |
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Word | Excel |
申込書提出先・問い合わせ
東京大学 情報基盤センター
E-mail: