東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

最先端共同HPC基盤施設が「OFP-II」の導入を決定

概要

  • ピーク性能 79.5 PFLOPS のスーパーコンピュータシステム OFP-II の導入を決定
  • 東京大学と筑波大学の共同による単一システムの調達、運用
  • NVIDIA GH200 Grace Hopper Superchipを搭載する国内初の大規模システムとなる見込み
  • 2025 年 1 月の運用開始予定

背景

 2013 年 3 月、国立大学法人筑波大学と国立大学法人東京大学は、「計算科学・工学及びその推進のための計算機科学・工学の発展に資するための連携・協力推進に関する協定」を締結し、本協定の下で、筑波大学計算科学研究センター東京大学情報基盤センターは、最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC: Joint Center for Advanced High Performance Computing)を設立いたしました。JCAHPCは、東京大学柏キャンパス・東京大学情報基盤センター内に両センターが共同調達するスーパーコンピュータシステムを設置し、最先端の大規模高性能計算基盤を構築・運営するための組織であり、JCAHPCを連携・協力して運営することにより、最先端の計算科学を推進し、我が国の学術及び科学技術の振興に寄与するべく、大学等の広範囲にわたる学術研究に対して大規模かつ超高速の演算処理機能を提供することを目指してきました。その結果として、2016 年 10 月に「メニーコア型大規模スーパーコンピュータシステム」(Oakforest-PACS) が稼働開始、2016 年12 月には全系運用を開始し、5 年6 ヶ月を経て2022 年 3 月に運用を終了いたしました。
 次期"Oakforest-PACS"システムに向けては、2019 年 11 月に、JCAHPCで継続して設計・構築・運用することを確認し、検討を進めてきましたが、この度ピーク性能 79.5 PFLOPS のスーパーコンピュータシステム OFP-II の導入を決定いたしました。2025 年 1 月の運用開始を予定しております。Oakforest-PACS 導入の際の理念を継承し、これまでと同様に、大規模アプリケーションのユーザを支えると共に、AI for HPC / Science といったAI を活用する計算科学手法の推進、計算・データ・学習の融合によるSociety 5.0 を支えるプラットフォームなど幅広い応用に資することを目的としています。

システム仕様

  • 総理論演算性能 79.5 PFLOPS
  • 汎用CPUノード群と演算加速ノード群で構成
    • 汎用CPUノード群:190 ノード、Intel Xeon CPU Max 9480 をノードあたり2基搭載
    • 演算加速ノード群:1,120 ノード、NVIDIA GH200 Grace Hopper Superchip をノードあたり1基搭載
  • 共有ファイルシステム:NVMe SSD 10.3 PB

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