トークン移行
スーパーコンピュータシステムの間でトークンを移行する利用申込を受付けています。
企業利用, 若手・女性,トライアルユースおよび HPCI,JHPCN 利用の方はトークン移行はできません。
ここでは申込方法や申込に際しての注意事項についてご説明いたします。
申込方法について
Wisteria/BDEC-01, Oakbridge-CX, Oakforest-PACS システムでは申込内容に応じて計算ノードの利用可能時間である「トークン」を割り当てますが,このトークンは互いのシステム間で移行することが可能です(利用負担金は発生しません)。このため申込においては次のケースで申込方法が異なります。
- 初めての利用で Wisteria/BDEC-01, Oakbridge-CX, Oakforest-PACS から複数のシステムを使いたい。
→メイン利用となるシステムの「新規利用申込フォーム」からの申込に加えて「トークン移行申込フォーム」からもお申込ください(それぞれ独立した新規申込としてお申込みいただくことも可能です)。 - Wisteria/BDEC-01, Oakbridge-CX または Oakforest-PACS の既存ユーザで他のシステムを使いたい。
→「トークン移行申込フォーム」よりお申込ください(既存申込とは独立した新規申込として別途お申込みいただくことも可能です)。
- トークン移行申込の際には,現在ご利用のシステムから移行しようとするトークン(ノード時間)をご指定ください。また,移行年月には実際に利用を開始する年月をご記入ください。
- 移行を希望するトークン量が申込受理時点での残トークン量を上回る場合には残トークン全量を移行いたします。
- トークン移行先システムに既存のプロジェクトコードが存在する場合でも、新規にプロジェクトコードを付与し、移行したトークンを割り当てます。トークン移行先システムにおける利用期間は移行元システムにおける利用期間と同一になります。
※ Reedbushにおける利用期間が2021年11月末までの場合は、移行先システムにおける利用期間を2022年3月末までといたします。
(例)Oakforest-PACS: グループA(利用期間2020年6月末まで)お申込み済み
Oakbridge-CX: グループB(利用期間2021年3月末まで)お申込み済み
グループAのトークン10,000ノード時間をOakbridge-CXに移行する場合
→Oakbridge-CXにグループA(利用期間2020年6月末まで)を作成し、5,000ノード時間を付与 - グループコース利用者がトークン移行を申し込む場合,現在ご利用のシステムのグループユーザ全員のアカウントを移行先のシステムに作成します。アカウントの個別選択はできません。
- トークン移行先グループへのセット数追加はできません。
- 移行先のシステムのディスク容量は以下となります。
Oakforest-PACS Oakbridge-CX Wisteria/BDEC-01 グループコース
(/home は1人あたり)/work 8TB
/home 50GB/work 16TB
/home 50GB/work 12TB
/home 50GBパーソナルコース /work 1TB
/home 50GB/work 4TB
/home 50GB - 移行元、移行先のシステムのノード時間積及び消費係数切替点の換算表は以下となります。
現在ご利用のシステム トークン移行先のシステム Oakforest-PACS Oakbridge-CX Wisteria/BDEC-01 Oakforest-PACS - 0.5 0.8 Oakbridge-CX 2 - 1.6 Wisteria/BDEC-01 1.2 0.6 - - 移行先に追加されるトークン量(ノード時間)=移行トークン量×係数
- その他,詳細は申込書の記入要領をご覧ください。
お問い合わせ先
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail: