東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

萌芽共同研究公募課題
「AI for HPC:Society 5.0実現へ向けた人工知能・データ科学による計算科学の高度化(試行)」


 スーパーコンピュータを駆使したシミュレーションによる計算科学が「第3の科学」と呼ばれるようになって久しいものがあります。昨今は、スーパーコンピュータは様々な分野に使われるようになり、データ科学(第4の科学、The 4th Paradigm)、機械学習、AIなどの分野での利用が特に盛んになっています。
 Society 5.0とは,サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより,経済発展と社会的課題の解決を両立する,人間中心の社会(Society)です。狩猟(Society 1.0),農耕(2.0),工業(3.0),情報(4.0)に続く,新たな社会を指すもので,第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されています。Society 5.0の実現にはIoT(Internet of Things),ロボット,AI(人工知能),ビッグデータといった社会の在り方に影響を及ぼすデジタル革新・イノベーションが不可欠です。スーパーコンピューティングは,従来の計算科学・計算工学シミュレーションに加えて,データ科学,機械学習等の知見を融合した新しい手法を適用することによって,サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合したシステムを形成し,Society 5.0が目指す人間中心の社会の実現に大きく貢献すると期待されています。シミュレーション(Simulation)、データ(Data)、学習(Learning)の融合(「S+D+L」融合)は、シミュレーションによる計算科学に新しい道を開き,Society 5.0実現への貢献とともに,ポストムーア時代に向けた新しい計算パラダイムとしても期待されます。
 2020年度より実施する萌芽共同研究公募課題「AI for HPC:Society 5.0実現へ向けた人工知能・データ科学による計算科学の高度化(試行)」(以下「本共同研究」)では、「S+D+L」融合実現、データ科学、機械学習、人工知能による計算科学の高度化を目指す提案を募集します。
 東京大学情報基盤センター教員の他、外部委員を含む課題審査委員会による書類審査の上、2020年度は3~4課題程度を採択する予定です。採択された課題では申請した計算資源を無償で使用することができます。

公募・実施日程

2020年度の公募、実施の日程は以下の通りです。

2020年10月9日(金) 公募開始
2020年10月28日(水)
13:00-14:30
公募説明会
(Zoomによるオンライン説明会)
こちらから参加をお申込ください。
2020年11月20日(金) 17:00 公募締切
2020年12月11日(金) 採択通知
2020年12月21日(月) 共同研究開始
2020年度は実施いたしません 中間報告会(非公開)
2020年度は不要 次年度JHPCN提案
2021年3月31日 共同研究終了
2021年5月末 最終報告書提出
2021年6月頃 最終報告会

募集要項
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応募詳細

萌芽共同研究公募課題への応募詳細につきましてはこちらを御覧ください。

問い合わせ先

東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム

E-mail:公募のメールアドレス
(Subjectに [萌芽] と記載してください。)