企業利用説明会(2021年度 第1回)
開催趣旨
東大情報基盤センターでは、大規模計算の普及と社会貢献を目的として、スーパーコンピュータの企業による利用制度(以下、企業利用)を実施しております。
間もなく,2021年度第1期の募集(2月17日:申込締切予定)を開始いたします。
今回の募集では、次のシステムを企業利用に提供いたします。
- 「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム
Wisteria/BDEC-01 - 大規模超並列スーパーコンピュータシステム
Oakbridge-CX - メニーコア型大規模スーパーコンピュータシステム
Oakforest-PACS [※ 2022年3月31日 利用終了] - データ解析・シミュレーション融合スーパーコンピュータシステム
Reedbush-H/L [※ 2021年11月30日 利用終了]
Wisteria/BDEC-01は、2021年5月14日稼働開始予定の新システムであり、企業利用への提供は10月1日開始予定です。本システムはシミュレーションノード群(Odyssey(Wisteria-O))とデータ・学習ノード群(Aquarius(Wisteria-A))の2つの計算ノード群を有します。Wisteria-O(Odyssey)は、FUJITSU Processor A64FXプロセッサを7,680基搭載し、ピーク性能は25.9 PFLOPSに上り、Wisteria-A(Aquarius)は、最新GPU・NVIDIA A100 Tensor コア GPU を360基搭載し、ピーク性能7.2 PFLOPSです。
Oakbridge-CXシステムは、インテルXeonプロセッサと Omni-Path アーキテクチャからなる計算ノードを1,368台搭載したシステムです。1,368ノード中128ノードにSSDを搭載し、高いファイル入出力性能を求められる処理にも対応可能です。
Oakforest-PACSシステムは、メニーコアCPUであるIntel Xeon Phi7250(Knights Landing)を8,208ノード搭載し、総ピーク演算性能は約25PFLOPSです。
Reedbush-H/Lシステムは、全184ノードに高性能GPU・NVIDIA Tesla P100を搭載したシステムです。11月末に運用停止を予定していますが、Wisteria-Aへ移行して頂ければ3月末までGPUを利用することが可能です。
企業利用では、通常のグループ利用に加えて、有償・無償のトライアルユース、共同研究等様々な利用オプションを準備しております。利用負担金は、電気代ベースのリーズナブルな設定です。また、Reedbushシステム・Oakbridge-CXシステムでは、ノードのカスタマイズも可能な「ノード固定」サービスも行って行っており、Wisteria/BDEC-01でも導入予定です。
また、商用ソフトウェア HyperWorks が、Reedbushシステム(詳細)および Oakbridge-CXシステム(詳細)に導入されており、Wisteria-Aにも導入予定です。東大スパコン用の特別ライセンスを別途購入することにより、企業利用でもHyperWorksが利用可能です。
このたび下記の要領で、企業利用説明会を実施することと致しましたので、ご興味がありましたらお申込みください。また、説明会終了後、個別相談を受け付けておりますので、ご希望の方は必ず事前申込の際に申請をお願いいたします。
参加申込
参加申込フォーム
参加を希望される場合は必ず1月18日(月)までに参加申込をお願いします。
※ご登録いただいたメールアドレス宛に当日の接続情報を送付します。
参加申込の受付は終了いたしました。
開催日時
2021年1月25日(月)14:00-15:00
Zoomによるオンライン開催
企業利用説明会プログラム
1月25日(月)
14:00 - 14:15 | 東大情報基盤センター活動の概要&利用可能システム紹介 |
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14:15 - 14:45 | 企業利用サービスの概要 |
14:45 - 15:00 | 質疑応答 |
15:00 - | 個別相談 ※希望者多数の場合には個別相談が後日となる場合があります。 |
当日資料
問い合わせ先
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail: