東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点 第10回シンポジウム」が開催されました

 学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点では、7月12日(木)・13日(金)に「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点第10回シンポジウム」をTHE GRAND HALL(品川)で開催しました。当日は267名の参加者(大学183名、研究機関等37名、企業他47名)を迎えました。
 「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点」(以下、当拠点)とは、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学のスーパーコンピュータを所有する8つの共同利用施設を構成拠点とし、東京大学情報基盤センターがその中核拠点を担う「ネットワーク型」の共同利用・共同研究拠点です。平成28年度からは、従来の公募型共同研究に加え、グローバル化、産学協同、インキュベーションの機能強化を一層進めることを目指して、国際共同研究課題、企業共同研究課題、萌芽型共同研究課題の公募・採択を行い、当拠点との共同研究を実施しています。
 今回のシンポジウムは、平成29年度に実施された一般・国際・企業共同研究46課題の口頭発表による最終報告および92課題(平成30年度採択の一般・国際・企業共同研究課題および平成29,30年度採択の萌芽型共同研究課題の一部)のポスター発表を実施しました。口頭発表、ポスター発表ともに、一般の参加者も交えた活発な質疑や意見交換が行われました。
 シンポジウム初日には、田浦健次朗総括拠点長(東京大学情報基盤センター長)による主催側挨拶と、坂下鈴鹿文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室長の来賓挨拶がありました。それに続けて2日間にわたり、公募型共同研究が対象としている超大規模数値計算系応用分野、超大規模データ処理系応用分野、超大容量ネットワーク技術分野、超大規模情報システム関連研究分野およびこれらの分野にまたがる複合研究分野の研究成果発表および研究内容紹介が行われました。
 閉会では、青木尊之共同研究課題審査委員長(東京工業大学 学術国際情報センター 副センター長)からシンポジウム全体のサマリーを含めた挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。
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 発表および会場内の様子