東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

企業利用説明会(2019年度 第2回)

開催趣旨

東大情報基盤センターでは、大規模計算の普及と社会貢献を目的として、スーパーコンピュータの企業による利用制度(以下、企業利用)を実施しております。このたび下記の要領で、企業利用説明会を実施することと致しましたのでお集まりください。

間もなく,2019年度第2期の募集(8月19日:申込締切予定)を開始いたします。
今回の募集では、次のシステムを企業利用に提供いたします。

  • 大規模超並列スーパーコンピュータシステム
    Oakbridge-CX
  • メニーコア型大規模スーパーコンピュータシステム
    Oakforest-PACS
  • データ解析・シミュレーション融合スーパーコンピュータシステム
    Reedbush-U/H/L

Oakbridge-CXシステムは、インテルXeonプロセッサと Omni-Path アーキテクチャからなる計算ノードを1,368台搭載したスーパーコンピュータシステムです。1,368ノード中128ノードにSSDを搭載し、高いファイル入出力性能を求められる処理にも対応可能です。
また、Oakforest-PACSシステムは、スパコンの世界ランキングTOP500(2017年11月発表)において世界第9位、日本第2位の演算能力を有するスーパーコンピューターシステムです。また、HPCGというより実用的なベンチマークに基づくランキングでは、世界第6位(国内2位)となっております。最メニーコアCPUであるIntel Xeon Phi 7250(Knights Landing, KNL)を8,208ノード搭載し、総ピーク演算性能は約25PFLOPSに上ります。Reedbushシステムは、全604ノード中184ノードに、高性能GPU・NVIDIA Tesla P100(通称Pascal)を搭載し、ビックデータ解析や機械学習などの新たな分野への要求に対応可能な仕様となっています。

企業利用では、通常のグループ利用に加えて、有償・無償のトライアルユース、共同研究等様々な利用オプションを準備しております。利用負担金は、電気代ベースのリーズナブルな設定です。また、Reedbushシステム・Oakbridge-CXシステムでは、ノードのカスタマイズも可能な「ノード固定」サービスも行っています。

また、商用ソフトウェア HyperWorks を、Reedbushシステムに導入済みであり(詳細)、Oakbridge-CXシステムにも導入予定です。東大スパコン用の特別ライセンスを別途購入することにより、企業利用でもHyperWorksを利用可能です。

参加申込

参加申込フォーム

ご来場の際は必ず前日までに参加申込をお願いします。

 参加申込の受付は終了いたしました。

開催日時

2019年7月31日(水)14:00-16:00

東京大学情報基盤センター(本郷) 4階 413遠隔会議室(地図

企業利用説明会プログラム

7月31日(水)

14:00 - 14:30 東大情報基盤センター活動の概要&利用可能システム紹介
14:30 - 15:00 企業利用サービスの概要
15:00 - 15:15 HyperWorks紹介
15:15 - 16:00 Reedbushシステム見学,質疑
16:00 - 個別相談 ※希望者多数の場合には個別相談が後日となる場合があります。

問い合わせ先

東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail:受付のメールアドレス