第137回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「第2回 GPUミニキャンプ~GPU化にチャレンジする会~」
共催:東京大学情報基盤センター、エヌビディア合同会社、PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会)
講習会開催に関するお知らせ新型コロナウイルス感染症対策のため、東京大学本部指針に基づき、今後講習会実施を中止させていただく可能性がございます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。(2020.4.7)
開催趣旨
本ミニキャンプでは、これからGPUを利用される方またはすでに利用されているが効率化を進めたい方、スパコンのGPUを利用したい方、を対象に、情報基盤センター(以降、センター)に設置されたスーパーコンピュータReedbush(Reedbush-H)を活用した実践を行います。参加費は無料です。
本イベントは、新型コロナウィルス感染症の拡大を受け、オンラインでの開催となります。
ミニキャンプでは、参加者がコードやデータセットを持ち込み、CUDA、OpenACC、Deep Learning など、GPUに関連した課題に対して、メンターからの助言を受けながら、その課題解決に取り組みます。情報基盤センター教員に加えて、GPUのスペシャリストがメンターとして参加し、各自のペースでコードのGPU化やGPU利用率向上の作業を進めるにあたり随時相談することができます。
例えばPythonだからGPUを使えないと思っている方、最近はPythonで使えるライブラリのGPU化が進んでいますので、この機会に試してみませんか。例えばCuPyはGPUに対応したライブラリです。
本オンライン講習会では、各自のSlackとZoomを立ち上げて、Reedbush に接続して作業ができる環境から参加していただきます。
メンター紹介(予定)
成瀬 彰:エヌビディア合同会社 シニアデベロッパーテクノロジーエンジニア
村上真奈:エヌビディア合同会社 シニアソリューションアーキテクト
丹 愛彦:エヌビディア合同会社 HPCソリューションアーキテクト
阮 佩穎:エヌビディア合同会社 ディープラーニングソリューションアーキテクト
大友広幸:東京工業大学 横田理央研究室 博士課程1年
星野哲也:東京大学 情報基盤センター 助教
三木洋平:東京大学 情報基盤センター 助教
対象者
センターのスーパーコンピュータの利用を検討しているアカデミア(大学教員、学生、研究機関研究員など)の他、企業に所属し、営利目的ではなく基礎的な並列プログラミングの学習を目的とした研究者、技術者の方も受講可能です。実施内容は、学術研究、教育および社会貢献に関連するものに限ります。
参加資格
- 国公私立大学・高専の教員・学生・研究生
- 研究機関研究員
- 企業に所属する研究者・技術者。
- 外国人及び海外在住者の方
講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。
「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」 - 作業に必要なコードおよびデータセット等をセンターに持ち込める方
本センターでは練習用のコードなどは準備しませんので、参加者ご自身でコードやデータセットをご準備いただけない場合は、参加することができません。- 共有ディスクを利用しますので、個人情報などデータの持ち込みが難しいデータセットの場合、データを匿名化したり、ダミーデータセットにするなどの対応をお願いします。
- データの持ち込みはミニキャンプ前日までに完了させてください。選考結果の通知時にアカウント情報を合わせて送付しますので、ご自身にてデータをReedbushまで転送ください。
- SSHを介したコマンドライン操作によるLinux上での作業に支障のない方
Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。また、センターのスーパーコンピューターにインストールされているエディタ(Emacs, vim, nano, gedit)のいずれかを用いて、ファイルの編集を行う必要があります。上記のいずれかのエディタの操作にも慣れていない場合には,いずれかのエディタの予習を各自で行なっておいてください。
参加申込
必要項目を申込フォームに入力してお申し込みください。申込者の中から、20名程度を選定します。
申込締切:7月27日(月)12:00
選定発表:7月28日(火)以降
※選定結果につきましては、メールで通知させていただきます。
複数名での参加を希望される場合は、全員個別に申込をしてコメント欄に該当する方の氏名と役割分担を記載してください。ただし全員が選定される保証はありませんので、ご了承ください。
申込フォーム
参加申込の受付は終了いたしました。講習会概要
- オンライン講習会、ハンズオンのためのPC、Zoom等のコミュニケーションツール及びスパコンへ接続するためのネットワーク環境は各受講者でご準備ください。
- パソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、オンライン講習会の受講を認めません。
- パソコンのOSは、Windows、Macどちらでも構いませんが、SSHを用いてセンターのスーパーコンピューターへ接続ができることが必要です。
- Windows8以前のバージョン(8.1は可)を使用しているWindowsパソコン、Sierra (macOS 10.12)以前のバージョンを使用しているMacintoshノートパソコンは講習会では使用できません。
- Windows利用の場合CygwinおよびCygwin内のsshコマンドのインストールをお願いします。また、他のOSを利用の場合にも、同コマンドがインストールされているか事前にご確認ください。
- 演習の実施に当たり、受講者にセンターのスーパーコンピューターを1月間利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
- 対象のスーパーコンピューターおよび利用ノード数は次のとおりです。
- Reedbush スーパーコンピュータシステム(Reedbush-H):2 ノード(GPU4基)
- Dockerコンテナを実行することが可能なSingularityを利用することができます。但し、Reedbush上ではイメージを編集することはできません。
開催日時
2020年8月3日(月)10:00 - 17:00
2020年8月4日(火)10:00 - 17:00
講習会プログラム
8月3日(月)
10:00 - 10:20 | Reedbush-Hの使い方講座 |
---|---|
10:20 - 10:50 | 自己紹介と目標設定など |
10:50 - 13:00 | 実践(適宜自由に休憩) |
13:00 - 13:30 | お役立ち情報 |
13:30 - 16:50 | 実践(適宜自由に休憩) |
16:50 - 17:00 | 事務連絡・終了 |
8月4日(火)
10:00 - 10:20 | 昨日の結果と本日の目標設定 |
---|---|
10:20 - 16:00 | 実践(適宜自由に休憩) |
16:00 - 16:50 | 実施内容の紹介 |
16:50 - 17:00 | アンケート記入・終了 |
講習会資料
- オンライン講習会の手引き ※ 上記資料に記載の環境設定をあらかじめ実施してください。
- 「準備中」
問い合わせ先
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チームE-mail:
