第201回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「Optunaを用いた実アプリケーションにおけるパラメータ最適化〜OpenFOAMを例に〜」
共催:東京大学情報基盤センター、PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会・HPCオープンソースソフトウェア普及部会)
講習会開催に関するお知らせ新型コロナウイルス感染症対策のため、東京大学本部指針に基づき、今後講習会実施を中止させていただく可能性がございます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。(2020.4.7)
開催趣旨
- 情報基盤センター(以降、センター)に設置されたスーパーコンピューター(以降、スパコン)の利用促進と、スパコンを用いた機械学習(以降、ML)の普及および数値流体解析(以降、CFD)への応用を目的として、Optuna+OpenFOAM講習会を実施します。
- センターのスパコンWisteria/BDEC-01による実習もあります。
- 実習では、主にスーパーコンピュータ「富岳」と同じ富士通株式会社の「FUJITSU Processor A64FX」を搭載した計算ノード7,680台から構成されるシミュレーションノード群(Odyssey)を用います。
- 参加費は無料です。
- スパコンの概要や利用法概説に始まり、Optunaの概要説明をした後、Optunaを用いたOpenFOAMパラメータのベイズ最適化を中心に演習を行います。
- 本センターのスパコンでOpenFOAMを用いたCFD解析にご興味ある方で、どのようにすべきか知りたい方は是非受講をお勧めいたします。
なお、OpenFOAMの利用経験は問いませんが、時間の関係上OpenFOAMの紹介等を行わないので、OpenFOAM初心者の方は、
第180回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会「OpenFOAM入門・キャビティ解析」
の講習会資料や動画における「OpenFOAM概要」を予めご参照ください。 - 本講習会では、並列プログラミングについては扱わないので、予めご了承ください。
- 本講習会はZoomおよびSlackを用いたオンライン講習会(接続情報は申込者にのみご連絡)として実施されます。
開催日時・講習会プログラム
2023年3月10日(金)10:00 - 18:00
10:00 - 12:00 | スパコンの概要と利用法 Optunaの概略 |
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13:00 - 18:00 | Optunaの使い方 Optunaを使ったOpenFOAMのパラメータ探索の実例 全体質疑 |
講習会資料・録画映像
※ 講習会資料「オンライン講習会の手引き」に書かれている環境設定をあらかじめ実施してください。
2023年3月10日(金)にオンライン開催された、講義パートの動画です。
参加申込フォーム
※必ず事前登録をお願いいたします(アカウント発行の都合上,3月3日17:00に締切ります。)
アカウント情報、ZOOM接続情報は3月6日の送付を予定しております。
※また、オンラインで実施する都合上、受講者を最大20人とさせていただきます。先着順ですので、お早めにお申し込みください。
受講資格・受講条件・準備等
- 受講資格者は、国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者です。
受講にあたって、東京大学情報基盤センター(以下「当センター」)のスーパーコンピュータ(以下「スパコン」)のユーザーである必要は必ずしもありません。
受講生には、当センターのスーパーコンピューターを1月間程度利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
- 外国人及び海外在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。 「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」
- なお、企業利用(トライアル)では、センターが実施する講習会を、1度以上受講することが義務づけられています。
- 東京大学情報基盤センタースーパーコンピュータシステム利用規程 を熟読し、遵守してください。
- 予備知識・準備等については以下の通りです:
- Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。
また、センターのスパコンにインストールされているエディタ(Emacs, vim, nano, geditなど)のいずれかを用いて、ファイルの編集を行う必要があります。
上記のいずれかのエディタの操作にも慣れていない場合には、いずれかのエディタの予習を各自で行なっておいてください。 - CFD解析やプログラミング、並列プログラミングの知識・経験は必要ありません。
- オンライン講習会、ハンズオンのためのPC、Zoom及びスパコンへ接続するためのネットワーク環境は各受講者でご準備ください。
- パソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、オンライン講習会の受講を認めません。
- パソコンのOSは、Windows、Mac、Linuxいずれでも構いませんが、SSHを用いて当センターのスパコンへ接続ができることが必要です。
- Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。
- 対象のスパコンおよび利用ノード数は次のとおりです。
- Wisteria/BDEC-01(Odyssey) スーパーコンピュータシステム(Wisteria-O):
12ノード(576コア)
- Wisteria/BDEC-01(Odyssey) スーパーコンピュータシステム(Wisteria-O):
- 定員(上限20名)になり次第、申込みを終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。
- 本講習会は録画させて頂きます。また、録画内容をインターネット媒体(ホームページ、各種 SNS 等)に個人を特定できないよう処理した上で掲載させて頂く場合があります。
問い合わせ先
東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チームE-mail:
