東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング部門

第173回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「OpenMPによるマルチコア・メニィコア並列プログラミング入門(Wisteria/BDEC-01(Odyssey,A64FX搭載))」

共催:東京大学情報基盤センター、PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会・HPCオープンソースソフトウェア普及部会)

講習会開催に関するお知らせ
新型コロナウイルス感染症対策のため、東京大学本部指針に基づき、今後講習会実施を中止させていただく可能性がございます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。(2020.4.7)

開催趣旨

 近年マイクロプロセッサのマルチコア・メニィコア化が進み、様々なプログラミングモデルが提案されています。OpenMPは指示行(ディレクティヴ)を挿入するだけで手軽に「並列化」ができるため、広く使用されており、様々な解説書も出版されています。
 本講習会では、「有限体積法から導かれる疎行列を対象とした前処理付き反復法」を題材として、科学技術計算のためのマルチコアプログラミングにおいて重要なアルゴリズム、データ配置等についての講習を実施し、理解を深めるため、Wisteria/BDEC-01(Odyssey)スーパーコンピューターシステムを利用した実習を行います。
 本講習会の受講にあたって,並列プログラミングの知識・経験は必要ありません。
 また、本講習会はZoomによるオンライン講習会として実施されます。

開催日時・講習会プログラム

2022年3月9日(水)09:00 - 18:00

09:00-12:00 有限体積法
13:00-14:00 Wisteria/BDEC-01ログイン
14:00-17:30 OpenMP並列化(実習含む)
17:30-18:00 質疑

講習会資料・録画映像

講習会資料はこちらをご覧ください。
※ 講習会資料「オンライン講習会の手引き」に書かれている環境設定をあらかじめ実施してください。

2022年3月9日(水)にオンライン開催された、講義パートの動画です。

参加申込フォーム

※必ず事前登録をお願いいたします(アカウント発行の都合上,3月2日17:00に締切ります)
 アカウント情報、ZOOM接続情報は3月3日の送付を予定しております。
※また、オンラインで実施する都合上、受講者を最大20人とさせていただきます。先着順ですので、お早めにお申し込みください。

講習会参加申込の受付は終了いたしました。

受講資格・受講条件・準備等

  • 受講資格者は、国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者です。 受講にあたって,東京大学情報基盤センター(以下「当センター」)のスーパーコンピュータ(以下「スパコン」)のユーザーである必要は必ずしもありません。 受講生には、当センターのスーパーコンピューターを1月間程度利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
  • 東京大学情報基盤センタースーパーコンピュータシステム利用規程 を熟読し,遵守してください。
  • 予備知識・準備等については以下の通りです:
    • Fortran またはC 言語によるプログラミング経験、UNIX の経験があることが望ましい。最低限emacs またはvi 等によりファイルの編集をできる必要があります。
    • 並列プログラミングの知識・経験は必要ありません。
    • オンライン講習会、ハンズオンのためのPC、Zoom及びスパコンへ接続するためのネットワーク環境は各受講者でご準備ください。
    • パソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、オンライン講習会の受講を認めません。
    • パソコンのOSは、Windows、Macどちらでも構いませんが、SSHを用いて当センターのスパコンへ接続ができることが必要です。
    • Windows利用の場合CygwinおよびCygwin内のsshコマンドのインストールをお願いします。 また、他のOSを利用の場合にも、同コマンドがインストールされているか事前にご確認ください。
  • 対象のスパコンおよび利用ノード数は次のとおりです。

問い合わせ先

東京大学 情報システム部 情報戦略課 研究支援チーム
E-mail:受付のメールアドレス