第246回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「OpenFOAM入門・キャビティ流れ解析」
共催:東京大学情報基盤センター、PCクラスタコンソーシアム(HPCオープンソースソフトウェア普及部会)、オープンCAE学会
開催趣旨
- 情報基盤センター(以降、センター)に設置されたスーパーコンピューター(以降、スパコン)の利用促進とスパコンを用いた数値流体解析(以降、CFD)の普及を目的として、OpenFOAM講習会を実施します。
- 最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)のスパコンMiyabiによる実習もあります。
- 実習では、米国NVIDIA社による超高速CPU-GPU専用リンクNVLink-C2Cで接続したGH200 Grace-Hopper Superchipを搭載した計算ノード1,120ノードから構成されるMiyabi-Gと、米国Intel社によるXeon Max 9480を2基搭載した計算ノード190ノードから構成されるMiyabi-Cを用います。
- 参加費は無料です。
- 本講習会は、オープンソースのCFDツールキットであるOpenFOAMを用いた基礎的なCFD並列解析の講習会です。
- 本センターのスパコンでOpenFOAMを用いたCFD解析にご興味ある方で、どのようにすべきか知りたい方は是非受講をお勧めいたします。
- 本講習会では、OpenFOAMを用いた並列計算の概要説明と演習を行いますが、並列プログラミングについては扱わないので、予めご了承ください。
- 本講習会はZoomおよびSlackを用いたオンライン講習会(接続情報は申込者にのみご連絡)として実施されます。
開催日時・講習会プログラム
2025年5月21日(水)10:00 - 17:30
10:00 - 12:00 | 概要説明
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13:00 - 14:30 | キャビティ流れ解析演習I
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14:40 - 16:20 | キャビティ流れ解析演習II
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16:30 - 17:30 | キャビティ流れ解析演習III
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講習会資料
講習会資料はこちらをご覧ください。
なお、講習会前日までに「OpenFOAM講習会の準備 Miyabi版」の内容を必ず済ませておいてください。
参加申込フォーム
- 必ず事前登録をお願いいたします(アカウント発行の都合上、5月14日17:00に締切ります)。
- アカウント、Zoom接続に関する情報は5月15日の送付を予定しております。
- オンラインで実施する都合上、受講者を最大30人とさせていただきます。
- 先着順ですので、お早めにお申し込みください。
- 参加申込を締切る前に参加申込数が定員を超えた場合には、講習会申込フォームにご記入頂いた情報を元に、参加者数が定員以下となるよう参加者を選定させて頂きますので、予めご承諾ください。
- なお、選定方法について問い合わせを頂いても一切返答できませんので、その点についても予めご承諾くださるようお願い致します。
- 同じ解析対象を扱っている昨年度の第225回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会「OpenFOAM入門・キャビティ解析」の講習会資料も参考にして参加申込を検討ください。
- 本講習会は、センターのスパコンにおけるOpenFOAMの利用促進が主目的であるため、スパコンでのバッチジョブによるOpenFOAMの実行方法を重点的に説明致します。OpenFOAMの機能や設定方法の説明に対して重きを置いた講習会では無い事を予めご了承の上、参加申込を検討ください。
受講資格・受講条件・準備等
- 受講資格者は、国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者です。
受講にあたって、東京大学情報基盤センター(以下「当センター」)のスーパーコンピュータ(以下「スパコン」)のユーザーである必要は必ずしもありません。
受講生には、当センターのスーパーコンピューターを1月間程度利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
- 外国人及び海外在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。 「外国人及び海外在住者のスパコン利用について」
- なお、企業利用(トライアル)では、本講習会の受講が義務づけられています。
- 東京大学情報基盤センタースーパーコンピュータシステム利用規程 を熟読し、遵守してください。
- 予備知識・準備等については以下の通りです:
- Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。
また、センターのスパコンにインストールされているエディタ(Emacs, vim, nano, geditなど)のいずれかを用いて、ファイルの編集を行う必要があります。
上記のいずれかのエディタの操作にも慣れていない場合には、いずれかのエディタの予習を各自で行なっておいてください。 - CFD解析やプログラミング、並列プログラミングの知識・経験は必要ありません。
- オンライン講習会、ハンズオンのためのPC、Zoom及びスパコンへ接続するためのネットワーク環境は各受講者でご準備ください。
- パソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateなどで最新のセキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してから受講してください。セキュリティ対策を施していない場合は、オンライン講習会の受講を認めません。
- パソコンのOSは、Windows、Mac、Linuxいずれでも構いませんが、SSHを用いて当センターのスパコンへ接続ができることが必要です。
- Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。
- 対象のスパコンおよび利用ノード数は次のとおりです。
- Miyabi スーパーコンピュータシステム(Miyabi-G):4ノード(GPU4基)
- Miyabi スーパーコンピュータシステム(Miyabi-C):2ノード(224コア)
- 定員(上限30名)になり次第、申込みを終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。
- 本講習会は録画させて頂きます。また、録画内容をインターネット媒体(ホームページ、各種 SNS 等)に個人を特定できないよう処理した上で掲載させて頂く場合があります。
問い合わせ先
東京大学 情報基盤センターE-mail:
