第11回 JCAHPCセミナー(OFP運用終了記念シンポジウム)
「ありがとうOFP:京から富岳への狭間で咲いた大輪の花」
最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC: Joint Center for Advanced High Performance Computing)は
筑波大学計算科学研究センターと
東京大学情報基盤センターが共同で2013年に設立しました。
JCAHPCでは国内最大級の計算性能を有するOakforest-PACSシステム(OFP)を設計、導入し、2016年10月より共同で運用を開始して以来、最先端の計算科学を推進し、我が国と世界の学術及び科学技術の振興に寄与してまいりました。
JCAHPCはHPCIシステム構成機関として「新型コロナウイルス感染症対応HPCI臨時公募課題」 に計算資源を提供し、新型コロナウイルス感染症に関する研究推進に貢献しました。
OFPは運用開始直後の2016年11月のTOP500で「京」を上回り,国内最高性能を達成し,更に2019年8月末の「京」運用停止後,2021年3月に「富岳」が正式に稼働を開始するまでの約1年半の間,実質的にNational Flagship Systemとしての役割を果たしました。
さて,OFPも2022年3月31日を以て運用を終了いたしました。本セミナーではJCAHPC設立,及びその準備段階からの10年あまりを振り返るとともに,将来へ向けた展望も紹介いたします。 JCAHPCを構成する筑波大・東大センター教員とそのOBの他,OFPと同じIntel Xeon Phi搭載システムを運用する北大・京大センター教員の皆様,OFPのヘビーユーザーの皆様からの講演も予定しております。OFP後継機(OFP-II),筑波大・東大各センターとしての将来計画の他,次世代先端的計算基盤の開発に向けたコミュニティ活動であるNGACI(Next-Generation Advanced Computing Infrastructure)についてもご紹介いただきます。
皆様とともに,OFPの功績を振り返り,日本と世界のHPCの将来へ向けた議論ができればと考えております。
オンラインではありますが,是非とも多くの皆様にご参加いただきたく,よろしくお願いいたします。
第11回JCAHPCセミナー
日時:2022 年 5 月 27 日(金)(13 : 00 ~ 17 : 50)形態:オンライン
主催:最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)
共催:筑波大学計算科学研究センター,東京大学情報基盤センター
参加費:無料,「事前参加登録」をお願いいたします。
参加申込
申込フォーム
※必ず事前登録をお願いいたします(セミナーの前日まで受け付けます)
参加申込の受付は終了いたしました。本セミナーの問い合わせ先
東京大学 情報基盤センター
中島研吾(幹事)
E-mail:nakajima@cc.u-tokyo.ac.jp
(”@”を半角にしてからお送りください。)